14日、東京では新たに143人の感染が確認された。
感染者数が高止まりする現状に、医療現場では第2波への警戒が高まっている。
感染者の増加が心配される東京。
14日に確認された感染者について、小池都知事は「現時点でわかっているのは、トータルの数字ですが、143人」と述べた。
新たな感染者は143人。
西村経済再生担当相からは、「休業要請」との言葉も飛び出した。
西村経済再生相「ガイドラインを順守していない店舗に対して休業要請。こういったことは対応すべき段階にきているのではないか」
都内ホストクラブなどで感染が相次いでいることを受け、バーやクラブなど接待をともなう飲食店のうち、感染防止のガイドラインを守っていない店に対して、休業要請も検討すべきとの認識を示した。
また、医療現場の最前線に立つ医師からは、現在の感染状況について心配な指摘も出ている。
軽症から重症患者までを受け入れている、東京医科歯科大学付属病院。
重症患者を受け入れる病棟。
手前のベッドには患者がいるが、奥のベッドは空いている。
東京都の感染者は増加傾向にある。
しかし、重症患者の数は13日の時点で6人と大幅に減少していた。
その一方で、気になる傾向もあるという。
東京医科歯科大付属病院・若林健二病院長補佐「現在は、やはり軽傷から中等症の患者が非常に多いという印象を受けています」
最前線にいる医師は、この軽症や中等症の患者の増加が感染拡大初期に似ていると懸念している。
若林病院長補佐「第1波の入り口に関しても、軽症・中等症がほとんどだった。次第に重症が増えていってという状況があったので、第1波の最初のころと似ているという点では、それは感じるところ」
この病院では、都の要請を受けて、一時減らしていた病床の数を13日に44床に増やした。
それだけではない。
これまで、100人以上の陽性患者を診てきた経験を生かそうという動きもあった。
患者を「うつぶせ」にすることが治療に効果的だということがわかった。
若林病院長補佐「第2波というのはある意味、敵はわかっているんです。ただそれが、どれくらい来るかというのはわかっていないし、そういった中で、あとは通常診療とのバランスというのをどう取るのかという、そういったところがチャレンジ、1つの挑戦になっている」
感染の広がりは沖縄でも心配されていた。
7月に入り、アメリカ軍の5つの基地で96人の感染が確認されている。
4日のアメリカの独立記念日には、アメリカ軍関係者が基地の外でパーティーを行っていたとの情報もあり、クラスターの発生が疑われていた。
基地の関係者によると、感染者を隔離する施設には、発表されている感染者の数よりもはるかに多い資材などが準備されているとの声もあるという。
市民「ちょっとだけ心配になってきた。どのような状況なのかわからないし、余計心配です、外に出るのが」、「包み隠されているような、それが不安です」
沖縄のアメリカ軍基地では、日本人を含めておよそ9,000人が働いている。
その家族は、基地で感染することへの不安を口にする。
家族が基地内で働いている人「たくさんの(日本人)従業員が基地の中で仕事をされてて、みんなそれぞれ自宅の方に仕事が終わったら帰ってくるわけですよね。感染しているんじゃないかという恐怖で毎日、そういった部分が1番不安です」
(2020/07/14)
#新型コロナウイルス
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「感染拡大初期に似ている」 “第2波”備えは...医師が警鐘
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