海を一望できる客室に、重箱にぎっしり盛り付けられた海の幸。
2020年1月、感染が深刻化していた中国の武漢から、政府のチャーター機での帰国者を受け入れた千葉・勝浦市の「ホテル三日月」。
緊急事態宣言を受けての休業後、3日、およそ3カ月ぶりに営業を再開した。
営業再開前日の2日、ホテルの様子を取材すると、入り口にはアルコール消毒液と検温用のサーモカメラ。
これだけではない。
全ての客室にアルコール消毒ボトルを設置。
食事は、密を避ける3つのスタイルから選べる方式に変更した。
その1つ、バイキング会場では、席数を以前より減らして対応。
また、海の幸をたっぷり使ったお重を部屋に運んでもらうこともできる。
今回、初めて採用したこの重箱弁当。
その日仕入れた新鮮な海の幸を、ぜいたくに盛り付ける。
ホテルの名物、地上40メートルの高さから勝浦湾を一望できる「飛天の湯」も、脱衣所や洗い場の間隔を空けるなどの対策を講じ、営業を再開。
そして、ホテル前の砂浜では...。
ホテル三日月グループ 企画室・高橋司室長「今まさしく(夏用のイベント)オープンに向けて準備作業を行っている」
大きな苦難を乗り越えて迎える夏。
「ホテル三日月だからこその安心を届けることができる」と胸を張る。
ホテル三日月グループ 企画室・高橋室長「帰国者の方の受け入れ、ここも大きな経験の1つになっています」
営業再開初日に訪れた利用客は、「安心感のあるところに宿泊したいなと思いまして、きょうは楽しみに」、「ゆっくり今までのストレスも含めて、ゆっくりのんびりしていけたらなと。おいしいものも食べていきたいなと」などと話した。
ホテルの客室には、こうして足を運んでくれた利用客への「今は、マスクやフェイスシールドにて、とびっきりの笑顔でお迎えできないことが、とても寂しくありますが、心はひとつ またきてね」などというメッセージがそっと置かれていた。
ホテル三日月グループ 企画室・高橋室長「全スタッフが働ける喜びっていうのを感じました。そこに向けて準備もきちんと整えて、お客さんを迎え入れたい」
(2020/07/03)
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“武漢からの帰国者”受け入れ 「ホテル三日月」きょう再開
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