韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権の南北融和の象徴である連絡事務所の爆破から一夜明けた。
北朝鮮は、軍事境界線付近に軍を展開すること表明し、強硬姿勢をさらに強めている。
攻勢を強める北朝鮮の狙いと今後の展望について、ソウル支局からお伝えする。
17日午前に韓国国防省も会見を開き、朝鮮人民軍による部隊の展開などの強硬措置について、「南北軍事合意に真っ向から反する」、「実際の軍事行動に移す場合、北朝鮮は代価を払うことになる」と警告した。
北朝鮮が攻勢を強める背景だが、アメリカとの非核化交渉が膠着(こうちゃく)状態となり、国際社会による制裁が長期化しているうえ、新たに新型コロナウイルスの影響で、中国との貿易が滞るなど経済的にひっ迫している状況がある。
経済協力を進められない韓国に対して、怒りやいら立ちを示すとともに、アメリカに対して、制裁緩和など対応の変化を迫るメッセージを送っているとの見方がある。
一方で、強硬対応を主導している金与正(キム・ヨジョン)氏の権威を高めようとしているとの分析もある。
文在寅大統領は、南北融和政策を強力に推し進めてきたが、韓国大統領府は「状況が悪化すれば強力に対応する」と警告していて、今後、韓国側も強硬措置をとれば、朝鮮半島の緊張感は一気に高まることになる。
#北朝鮮 #韓国 #アメリカ
(2020/06/17)
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米と膠着、経済ひっ迫 背景に 北朝鮮の狙いは
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