賭けマージャンで辞任した、東京高検の黒川前検事長。
処分は誰が決めたのか、森法相は26日も、苦しい答弁に終始した。
賭けマージャンで、東京高検の黒川前検事長が辞職して4日。
26日、国会では安倍首相を追及。
立憲民主党・石橋議員「安倍首相の答弁が虚偽答弁ではないのか、もしくは重大なごまかしではないのか、国民的な疑念がわいている」
「虚偽答弁」とまで追及した背景には、黒川氏の訓告処分を誰が決めたのかという問題があった。
22日、安倍首相は「処分にあたっては、検事総長が事案の内容等、諸般の事情を考慮して適正に行った。それを受けて私は了承した」と、検事総長が処分を決めたと発言。
しかし同じ日、森法相は、会見で「最終的には、任命権者である内閣において決定がなされた」と述べていた。
はたして、訓告処分を決めたのは検事総長か、それとも内閣なのか。
2人の間に浮上した、発言の矛盾。
26日、安倍首相は、「私自身は、森法相から事実関係の調査結果をふまえて処分を行ったこと、その報告があり、法務省の対応を了承した」と、処分は、あくまでも法務省が決めたと繰り返した。
一方、森法相は、「黒川氏の訓告の処分内容を決定したのは、あくまで法務省および検事総長。そして、任命権者である内閣に報告したところ、法務省の決定に異論がない旨、回答を得た」と述べた。
となると、先週の森法相の“内閣が決定”との発言は何だったのか。
質問した与党の自民党・葉梨議員は、「そういうような扱いのものを最終的に内閣が決定したと表現していいものかどうか」と、疑問を口にする場面もあった。
一方、野党は、森法相に、過去の賭けマージャン問題を引き合いに追及。
国民民主党・後藤議員「防衛省では、平成26年(2014年)ごろから28年(2016年)ごろにかけて、陸自青野原駐屯地内で賭けマージャンを行い、自衛隊員9人が停職処分となり、一部書類送検された事案があると」
過去に9人の自衛隊員が、賭けマージャンで停職処分となっていた。
一方、黒川氏は、懲戒処分とならず訓告。
これについて、法務省は、賭けマージャンのレートが低かったことなどを挙げていた。
しかし、停職処分となった自衛隊員について、26日、国会に呼ばれた防衛省・伊藤茂樹大臣官房報道官は「(当時の自衛隊員は)レートについては、1,000点100円として、金銭を授受したものと」と述べ、黒川氏と同じ1,000点100円というレートだったことを明らかにした。
国民民主党・後藤議員「黒川前検事長と同じようなやり方じゃないですか。停職処分となっているじゃないですか。自衛隊の事例は、先例として調べていなかったのか?」
森法相「私のところには、上がってきておりませんでした」
森法相は、黒川氏が訓告処分を受け、自ら辞職したことから、自己都合による退職となり、退職金が減額されると説明。
勤続37年のモデルケースで、およそ800万円程度低くなり、5,900万円ぐらいになると明かした。
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黒川前検事長 退職金「5900万円位」 賭けマージャンで「訓告」妥当?
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