ガソリンの高さが全国でもトップクラスの長野県で、価格を不正に調整する“カルテル”が結ばれていた疑いがあることが分かりました。
阿部守一知事:
県民の皆さまから非常に怒りや不満、そうした声が県庁にも多数届いている状況であります。
長野県のガソリン価格を巡って疑惑が浮上したのは、2月5日のこと。
長野県北信地区のガソリンスタンドで、店頭表示価格の値上げ幅や値下げ幅を、長野県石油商業組合の組合員が事前に調整していたというのです。
長野県民からは、「ちゃんとした適正な価格でガソリンを提供してほしい」「長野は日本で1番とか2番に高いんでしょ。一因としてそういうこともあるのかなと」といった声が聞かれました。
「長野県のガソリン価格が日本で一番高い」のか。
経済産業省が公表している2024年12月のレギュラーガソリンの卸価格と小売価格。
ガソリンをいくらで仕入れ、いくらで販売したのか。
その差額が全国で最も大きかったのが長野県で、全国平均の35.7円より9.1円も高い、44.8円でした。
この価格調整疑惑について、長野県石油商業組合は当初、「青天の霹靂(へきれき)です。(Q.組合として関与は?)全く。150%、200%ないですね」と全面否定していました。
ところが、FNNが取材したガソリンスタンドの関係者は、価格調整について「電話連絡で『協力しないとわかってますよね?』みたいな話はありました。うちは小さい所なので従わざるを得ないと証言。
そして、この知らせに従わない場合どうなるかについて、「『どうなってんだ』『和を乱すのか』という感じで詰められるというか、半分脅迫ですよね。組合の事務所に呼びつけて『みんなの前で謝れ』と。知らない訳がないんですよ。だって組合の事務所でやってるんだもん」と明かしました。
また「価格の替え漏れみたいなことがあった時には電話きます。『おたくどうなってんの?』みたいな。受け取り方ですけど、うちは脅迫とか脅しだととってました」という証言もありました。
疑惑の発覚を受け、公正取引委員会は18日、独占禁止法に違反した疑いで、県石油商業組合に立ち入り検査を行いました。
組合幹部は、改めて関与を否定しています。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
「和を乱すのか」ガソリンスタンド関係者に“脅迫”も…ガソリン価格「不正調整」疑いで公取委が立ち入り検査 県石油商業組合は全面否定「200%ない」 長野
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