今シーズン最強の寒波で列島が冷え込む中、SNSでは学校の服装を巡る校則に疑問の声が上がっています。
「うちの学校“タイツ禁止”だからマジで恨む」「冬は本当にしんどい」「通学で下に“ジャージーはくの禁止”だからすっごーく寒い」などの投稿が見られ、一部の学校ではタイツやダウンジャケットの着用が校則で禁止されているため、十分な防寒ができないというのです。
街では「中学生の時に靴下は白で、くるぶし上、膝よりも下」「タイツ禁止だったり、上着を着れなかったりします。風に吹かれて寒いです」などの話が聞かれました。
髪形や服装などを厳しく規制する校則は理不尽・不合理として、いわゆる“ブラック校則”と呼ばれています。
最近は、そうした校則を見直す動きも広まりつつあります。
取材班が向かったのは東京・品川区の学校。
朝の厳しい冷え込みの中、登校する生徒たちが着ていたのは暖かそうなダウンジャケット。さらに、授業中のクラスをのぞいてみると、パーカーで授業を受けている生徒もいました。
青陵中学校と高校では、自分の体調に合わせてダウンジャケットやパーカーを着用できるよう制服として導入しました。
生徒は「(パーカーは)冬もあったかくて、使いやすくてとてもいいと思います」「ダウンとか毎日登下校で着てます」「(制服選べると)学校行くの楽しいです」「服自体は選ばなくて大丈夫だけど、自分の個性を出せるのがすごいいい」と話しました。
青稜中学・高等学校 青田泰明校長:
結果的には防寒対策になるが、制服はカチッとしたイメージだが、その中でたくさん自由度を増やして、1年間でいろんな楽しみ方をしてもらってる。それがうちの制服。
合理的とはいえない校則を改善しようとする動きは全国的な広がりを見せています。
「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトの発起人の1人である須永祐慈さんは、中学・高校生の保護者4000人を対象に校則に関する調査を行いました。
「ブラック校則をなくそう!」プロジェクト・須永祐慈さん:
大規模な調査をしたところ、問題がある校則が悪化してることがわかった。寒い暑いではなく、“おしゃれ”だから着てはダメ。寒いと子どもの訴えがあるにもかかわらず禁止され、理不尽と声が上がっている。
須永さんは、調査によって明らかになった問題のある校則、理不尽な指導をまとめた資料と署名約6万人分を文部科学省に提出したといいます。
「ブラック校則をなくそう!」プロジェクト・須永祐慈さん:
その後、文科省の方も実際に校則の見直しについて通知を行うなど、国も情報発信するというような流れにつながり、どうやって校則を変えるのかという議論が学校現場で広がりつつあるのかな。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
【話題】「“タイツ禁止”だからマジ恨む」防寒対策で改善の動き広がり“ブラック校則”見直しへ ダウンコート・パーカー・耳当てもOKに
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