寒い日も暖かい日でも食べたくなる、まさに日本の国民食「ラーメン」。
ところが人気のあまり、茨城県にある有名店で困った事態が起きているといいます。
20日の「ソレってどうなの?」は、「ラーメン店の客 コンビニ駐車ってアリ?」をテーマにお伝えします。
取材に向かったのは茨城・水戸市にある「特選中華蕎麦 諭吉」。
1日に100人以上のお客さんが訪れるという人気店です。
ホタテと鶏の濃厚なスープにトリュフを合わせた1杯や、豚骨などに魚介を合わせたつけ麺が人気です。
そして、麺は国産小麦をブレンドした自家製で、豊かな香りや歯切れのよい食感が楽しめます。
お客さんは「おいしい。味は結構コッテリしていておいしい」「すごくおいしい。2回目。他の味もいただきたいと思って来た」と話していました。
店には8台分の駐車スペースがあります。
しかし、多くのお客さんが訪れる昼時になると、目の前のコンビニに車を止める人が後を絶たないといいます。
代表の古久保諭さんに話を聞きました。
「特選中華蕎麦 諭吉」代表取締役・古久保諭さん:
(無断駐車に)気づいているときは声をかけさせてもらう。看板を見たとき、無断駐車や他の駐車場に止めてはいけないと分かるようにしているが、なくならない。間違いなくいけないことなので、やめてもらえればありがたい。
では駐車されるコンビニ側の反応はどうなのでしょうか。
「特選中華蕎麦 諭吉」代表取締役・古久保諭さん:
(コンビニに)行った際に「きょうもウチに止めて諭吉さんに行ってる人いたよ」と。(諭吉としては)「すみませんでした」と毎回謝っている。
実際にコンビニに止めた人にも、なぜ無断駐車をしてしまうのか話を聞きました。
コンビニの駐車場に止めたラーメン店の客:
こっち(コンビニ)に止めてて、前に来たときも、空いてないとこっちしか駐車場ないので。悪いなとコンビニには思うが、どうしても止めちゃう。今後気をつけます、食欲が抑えられれば。
目的のお店の駐車場がいっぱいで別の店や場所に車を止めるのは「あり」か「なし」か、街の人にも話を聞くと、「(駐車場が)広くて余裕あれば“止めさせてもらおうか”ということはあるかも。10~15分(コンビニに)いることもある。そのくらいならいいかな」「ダメじゃない。コンビニで働いているとしたら『ちょっと』と思うし、そこはダメだと思う」「止めたい気持ちはあるが止めない」「モラルの問題。行きたいお店に止めるのが筋というかルール、常識」などの声が聞かれました。
専門家によりますと、法律上も問題がある可能性があるといいます。
高山俊吉弁護士:
コンビニ店にとっては招かれざる訪問客。来てもらいたいと思った人ではないことになるので、「何のために入ってきたんだ」「人の土地に勝手に入った」という議論になりえる。住居侵入などを問うことが考えられる。
では、駐車してコンビニで買い物をした上でラーメン店を訪れた場合はどうなのでしょうか。
高山俊吉弁護士:
ラーメンを食べるためにコンビニ駐車場に車を止めた場合、少なくともその時間帯には駐車違反を論ずることになる。
問題が起きているラーメン店では今後、別の駐車場を確保することを検討しているそうですが、無断駐車が減らない場合、移転も考えているといいます。
「ちょっとの間だからいいかな」と考えがちですが、それが積み重なるとどうなるか想像力を働かせた上で、おいしいラーメンを味わっていただきたいです。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
有名ラーメン店の客らが近くのコンビニに“無断駐車” モラル違反?法律上も問題? 茨城・水戸市【ソレどう?】
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