漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」の決勝戦が21日、都内で開催され、結成9年のたくろう(赤木裕・きむらバンド)が21代目王者に輝いた。初決勝で史上最多エントリーとなる11521組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得した。
ファーストステージで、9人の審査体制では歴代最高得点の870点をたたき出したエバースに次ぐ861点で2位に。最終決戦では3番目にネタを披露した中、審査員9人中8人の票を獲得した。アンタッチャブル・柴田英嗣は「2本目は100点をつけていいくらい面白かった」と大絶賛だった。
2018年に準決勝に進出したものの、その後は最高でも準々決勝止まりと、思うように結果が出ず、苦労の7年を経験した。今大会は、初戦となった2回戦以外は、この日の1本目で披露した「リングアナ」のみで戦ってきたという。2本目の「ビバリーヒルズ」は11月にできたばかりの新作だというが、赤木は同期の翠星チークダンス・木佐に相談したところ「絶対に過去にやったちゃんと強い、実績のあるネタをした方がいいよ」と助言されていたと告白。「それを信じずに良かった。優勝した理由は木佐を信じなかったから」ときっぱり。きむらも「危な!俺を信じてくれたってことね。相方を信じてくれてありがとう」と感謝した。
関西勢の優勝は19年のミルクボーイ以来。M-1で結果が出た関西コンビは東京進出することが多いが、その可能性について、赤木は「今行かなきゃいつ行くんだって気持ちもある」と分岐点であることを自覚。現時点で「50:50」と説明した。
きむらも、去年までは東京進出の願望がなかったことを明かしながら「多分いっぱい大人としゃべらないといけない。大人と相談します」と笑顔で語った。
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