温暖化の影響は、様々なところに出ています。
以前は岐阜の中津川で日本酒を作っていた、明治10年創業の老舗酒蔵の「三千櫻酒造」。2020年10月に北海道上川郡東川町に移転しました。理由は、“蔵の老朽化”と“地球温暖化による温度”だそうです。
なぜ岐阜→北海道に?
一体どういう事なのか?
北海道上川郡東川町は、雪はそこまでは降らず50センチくらいの積雪。水は井戸水で、やや硬水。これがおいしい酒造りに適しているようなんです。では、なぜ温暖化が理由なのか。6代目社長の山田耕司さんに聞きました。
まずは気温。岐阜・中津川の年間の平均気温は14.5℃・最低気温が-7.6℃。一方、北海道は平均が8.2℃・最低が-18.1℃と、平均で6℃・最低気温で比べても10℃以上も違います。気温が低い方が仕込みの際に酒を冷却しやすいため、中津川では、それが年々難しくなってきていたようです。
もう1つが仕込み期間。中津川では、以前は9月から行っていましたが年々暑くなり、10月末~3月末の約5か月間。一方、北海道では9月~5月末までと約9か月間と長く、作業工程にも余裕が生まれるそうです。
移転について6代目は「大正解!美味しい酒を多く造れて売れている」とのことでした。
温暖化が“産地リレー”にも影響?
ものづくりにも影響を与える地球温暖化。農家の方は「産地リレーができなくなるのでは」と危惧しています。
キャベツは年中食べられますが、愛知県は秋・冬(11~3月)、神奈川県・千葉県は春(4~6月)、群馬県は夏(7~10月)と、季節に応じて産地を変える「産地リレー」ができているからなんです。ただ、この季節がずれ込むことで今までとは状況も変わることも想定されます。
かつて北海道がコメの産地になることは考えられませんでした。温暖化に対応した生産や暮らしにシフトしていく必要がありそうです。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2649524
明治10年創業の老舗酒蔵 岐阜→北海道に移転!? 143年目の決断 背景には温暖化…社長「移転は大正解。美味しい酒を多く造れている」
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