4月から始まった自転車の「青切符」制度を悪用した詐欺で、名古屋市内で70代の男性が現金5万円をだまし取られました。(田中希宜記者)
「名古屋市名東区の路上です。被害にあった男性は、この路上で男2人に呼び止められました」呼び止めたのは、警察官を名乗る2人組の男。
「この場で違反金を支払わないといけない」
「警察官2名だから、2万5000円ずつ支払え」
4月17日の午後3時すぎ、自転車に乗っていた70代の男性が、「歩行者がいるのに手信号をしないのは違反」だと言われ、その場で、現金5万円を取られたのです。
白いワンボックスカーから“ニセ警察官”が
(田中希宜記者)
「男2人は青シャツに黒色ズボン、そしてマスクを着けていたということです」
彼らはニセの警察官。青切符の摘発ではなく、それに見せかけた「詐欺」だったのです。
警察によりますと、ニセの警察官2人は白いワンボックスカーを降りてきて、自転車の男性を呼び止めました。2人は、20代と30代くらいの男。いずれもマスク姿で、青い長袖ワイシャツに黒のズボン姿だったということです。
男性は2日後に警察へ相談
(近隣住民 80代)
「この通りで起きたなんて信じられない」
Q.警察官らしき人から声をかけられたら?
「信用しちゃうやろうね、きっと。ちゃんと(身なりが)きちっとしていたら、信用するでしょうね」
ニセの警察官は、男性から5万円をだまし取ると、再び車に乗って逃走。自転車の男性は、2日後の19日に警察へ相談しました。4月から始まった自転車の「青切符」は、113の行為が対象。警察によりますと、愛知県内では4月14日までの2週間で、136件の違反が摘発されています。最も多いのは「一時不停止」で106件。スマートフォンの「ながら見」など、携帯電話の使用による違反は16件となっています。
高校生を相手に…「今ここで6000円払って」詐欺未遂
一方、この青切符制度を悪用した詐欺は、愛知県内でこれが初めて。でも、その2日前には、愛知県一宮市で自転車に乗っていた男子高校生が、警察官のふりをした男に「罰金の対象です。今ここで6000円払って」と、金を要求される詐欺未遂事件が起きていました。
(40代)
Q.“青切符”で現金を渡せと言われたら?
「渡しちゃいますね。そのときに『この人詐欺だ』なんて、冷静な判断はできないと思います」
青切符の反則金を、路上で支払うことは絶対にありません。反則金の支払いは、金融機関の窓口のみでの取り扱い。愛知県警は「現場で警察官が現金を要求したり、受け取ったりすることは絶対にないので、もし求められたら110番通報を」と呼びかけています。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2611459
「この場で違反金を」「警察官2名だから2万5000円ずつ」 “青切符”悪用の詐欺 自転車の男性が5万円だまし取られる 反則金の支払いは金融機関の窓口のみ!名古屋
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