愛知県稲沢市にある、国府宮のはだか祭の宿として知られている「和陽館」。ことしは、これまでとは違うはだか祭となりそうです。
和風ビジネスホテル「和陽館」は、国内外から集まる裸男たちをもてなす宿として有名です。酒井章治社長は、自らもはだか祭に参加する筋金入り。38年前から、もみ合いに参加する裸男たちを受け入れ、慣れない人には下帯をつけるサポートをしたりと祭りを支えてきました。
突然の別れ… はだか祭を支えてきた社長が62歳で他界
(大石邦彦アンカーマン 2月25日)
「こんにちは」
(和陽館 酒井鈴世女将)
「ようこそいらっしゃいました」
(大石)
「ことしも来てしまいました。いつもは社長がいらっしゃるんですけど…」
(和陽館 酒井鈴世女将)
「去年5月に亡くなりました」毎年のように取材を受けて頂いた酒井社長は、去年5月、がんが転移して62歳で他界。突然で、あまりにも早い別れとなりました。酒井社長の名刺には「国府宮はだか祭のお宿」と記されています。たくさんの名刺を残したまま天国へ。
がんを克服したら、また祭りに出るつもりだったのでは?と女将さんは推測します。
予約人数は100人ほど減らして300人に
(和陽館 酒井章治社長 2025年)
「裸男の渦の中に入ると自分では何もできない。そういう世界を知るわけですよ。自分の恐怖感と、何とか神男に辿り着きたいという葛藤を、渦の中で苦しみながら味わうわけですよ。本当に命の尊さとかを渦の中で感じ取れる。それを感じた人は、『また来年も』とおみえになりますね」ことしは、酒井社長がいない初めてのはだか祭です。和洋館の予約受付人数は、例年より100人ほど減らし、300人にしたということです。
(和陽館 酒井鈴世女将)
「お断りしているような状況でして。自分たちができる範囲でやらせていただこうと思って…」
「例年ながら、みんなに楽しんでいただければそれでいい」
これまで恒例になっていた、裸男たちを「もみ合い」に送り出す際の、酒井社長のげき!
(酒井社長 2018年)
「必ず無事に帰って来てくださいね。エイエイオー!」ことしから聞くことができません。女将さんは、3月1日をどんな気持ちで迎えるのでしょうか?
(和陽館 酒井鈴世女将)
Q.ことしから社長はいないが、どうしていく?
「やります。例年ながら、みんなに楽しんでいただければそれでいい」
生前の酒井社長「はだか祭は人生の一部」
酒井社長は生前、はだか祭についてこう答えていました。
(酒井社長 2025年)
Q.はだか祭りとはどんな存在?
「僕にとっては人生の一部ですね。38年ほどやらせてもらって、何か人のためになるきっかけになった。ここに来ていただく皆さんが、はだか祭を楽しんで一年を過ごしてもらえることが、僕にとっては一番大事」
国府宮はだか祭とともに62年。縁の下の力持ち 酒井章治さん。どうぞ安らかに。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2492726
天下の奇祭“国府宮はだか祭”を支える旅館 名物社長が62歳で他界… 「はだか祭は人生の一部」「渦の中で命の尊さ感じる」 愛知・稲沢市
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