名古屋駅の再開発計画が「未定」となった名鉄の高崎社長が言及した「人材確保」の難しさと「資材高騰」。これらの影響に直面する現場のいまは…。愛知県津島市の建設会社を訪ねました。18日に訪ねた建設会社は、鉄筋コンクリートの建物を作る際に必要となる、コンクリートを流し込む「型枠」を作っています。その材料がべニヤ板です。(加向建設 渡會武則社長)
「べニヤが6年前から比べると、3倍ぐらい上がっている」
捨てずに再利用して、コスト削減をはかりますが、永久に再利用できるものではありません。加えて、人件費のアップが悩ましいと言います。愛知県における、型枠の工事を行う際の賃金目安は現在、過去20年で最も高くなっています。渡會社長はいま、経営の舵取りが極めて困難な状況にあると言います。
「仕事はあるけど、人手がない」人手不足を補うのは”海外の若者たち”
(渡會社長)
「仕事はあるけど、人手がないので、倒産件数がどんどん上がってる」
深刻な人手不足を補うのは、海外から来た若者たち。この会社では、15年ほど前から外国人労働者を受け入れるようになり、現在は40人の作業スタッフのうち9人が、ベトナムやインドネシア出身の若者たちです。(渡會社長)
「当社の日本人の作業員の平均年齢は50歳を切るくらい。海外からの技能実習生の平均は、24歳。」
円安の影響もあり、頼みの綱の彼らが今後、日本で働いてくれるかは未知数だと言います。
(渡會社長)
「他の国と比べると日本の賃金は安すぎる。5年後10年後になったら、日本に来るかどうか心配」
渡會社長は、とにかく人を集めにくいと嘆きます。
人の争奪戦が…
(渡會社長)
「大阪ではIR、熊本の半導体工場の建設、東京でも再開発、全国的に大きな工事がある。それだけの仕事量があるから、なかなか人を集められないのが現状」全国のプロジェクトで人の争奪戦も起きているのです。
渡會社長は、名鉄の名駅再開発計画の技術的な難しさは大きいと言います。
(渡會社長)
「名鉄は再開発をやることはやるけど、規模を縮小してやるのかなと思う。」
Q.現状の計画をそのまま押し切ることは難しい?
「日本のスーパーゼネコンの技術でもすごく難しい。全部基礎まで壊すけど、線路はそのまま活用して作業する。相当難しいと思います」
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2356627
名駅再開発計画「未定」の背景…深刻な“人手不足”の現場 「仕事はあるけど人手がない」建設会社の経営も極めて困難な状況に 全国のプロジェクトで人の争奪戦も
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