事故は部活動の練習中に起きました。きのう午後6時前、奈良市にある帝塚山学園のグラウンドに雷が落ち、6人の生徒が救急搬送され、男子中学生2人が意識不明の重体です。
学校によりますと当時、サッカー部の生徒など114人が練習をしていました。(近くにいた人)「一瞬にして雨が降ってきて、その後一瞬にして雷だったので。逃げる時間はなかったと思います」
奈良県全域にはきのう朝から雷注意報が出されていました。顧問の教諭らは警察の聴取に対し、「雨脚が強くなって練習を中断するか検討していた」と話しているということです。奈良県上空にあった活発な雨雲はその後、名古屋の上空に…。
愛知・岐阜には竜巻注意情報、東海3県全域に雷注意報が発表され、昨夜はおよそ170回落雷が観測されました。雷のすさまじい威力を示した実験映像があります。
2個積み重ねたコンクリートブロックが木っ端みじんです。落雷による事故はあとを絶たず、宮崎県では去年4月、サッカーの練習試合中の高校生18人が病院に搬送されました。
過去に愛知県では生徒が死亡 当時の指導者は…
また2014年8月には愛知県扶桑町の誠信高校でも野球部の練習試合中に落雷があり、ピッチャーマウンドで倒れていた男子生徒が死亡しました。
(誠信高校 澤田英二 教頭)「ここのマウンドで事故に遭いました」
澤田英二教頭は当時、野球部の監督でした。その日の天気は曇り。試合が始まってから雨が降り、一時中断しましたが、5分から10分ほどで晴れ間も見えたため試合を再開していました。
グランドの周りには避雷針が12本ありましたが、事故を防ぐことは出来ず、学校は更なる対策を講じています。
(誠信高校 澤田英二 教頭)「気温、湿度、電磁波などいろいろなデータを集めて、雷が発生する可能性が高くなるとランプが点滅して危険を知らせてくれる」雷の発生確率が高まれば、赤色灯が灯り、職員室にはサイレンが鳴る仕組みです。屋外の部活はすぐ中止に。下校しようとする生徒には待機を呼びかけます。
「二度と落雷の事故を起こさない」と誓ったこの学校。対策を重ねても安心はできないと話します。(誠信高校 澤田英二 教頭)「特に最近は予測できない気象状況、天災がある。もっと高い知識や危機感を持って日常生活を送らなれば、こういう悲しい事故がなかなかゼロにならないのでははいか」
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1849651
部活動中の落雷事故 2014年には愛知で死亡事故も…「対策を重ねても安心はできない」当時の監督が語る
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