去年、JR岐阜駅の周辺ではカラスの大群が確認され、街路樹の下が糞だらけになるなどの被害が出ました。今はどうなっているのか、取材しました。
去年11月、午後5時過ぎのJR岐阜駅前のビルの屋上にはカラスの大群が!近くの街路樹の下は糞だらけ。この異様な光景に…(通行人)「びっくりしました。(県外に住んでいたが)地元の岐阜に戻ってきて、こんなふうだったっけ…と思った」
岐阜市中心部に集まるカラスは3年前の12月にも…この時確認されたカラスは4000羽ほど。岐阜市は対策として、カラスが特に増える冬に市内3か所のビルの屋上にわなを仕掛けました。しかし、捕獲できたのは合計198羽と焼け石に水。そこで…
駆除業者の“カラス対策”とは?
(害獣駆除業者オールコントロール 伊藤素美子 社長)
「『じゅうろくプラザ』の屋上。屋上の周囲に電気ショックのワイヤーを設置した」
業者に発注して市が所有する駅近の屋上に弱い電流が流れるワイヤーを設置。暗視カメラの映像ではビルに止まろうとしたカラスが…いわば「タッチ&ゴー」で遠ざかっていくのが確認できました。このようにあの手この手で対策するも、例年10月頃から飛んでくる岐阜市のカラスの大群。
(害獣駆除業者オールコントロール 伊藤素美子 社長)
「場所によって撃退することはできても、全体の数が減るということはなかなかない」
きょう、岐阜駅前で改めて取材すると…
カラスの大群はどうなった?
(害獣駆除業者オールコントロール 伊藤素美子 社長)
「今この季節はずいぶん減った」
春になり、カラスの大群の姿が見られなくなったといいます。(宇都宮大学 杉田昭栄 名誉教授)
「2通り考えられる。冬鳥として渡ってくるカラスだとすれば3月になると大陸に戻っていくので当然いなくなる。(もう一つは)巣を作って子育てをする、家庭を作るために分散していく」杉田名誉教授によりますと、カラスはエサの少ない冬場は雨風から身を守りやすく、適度に明るくて天敵のフクロウなどを見つけやすい駅前などに集団で集まり、エサについての情報交換をするといいます。
その一方で春になると、子育てのために分散します。そのため…
“いなくなった” カラスたちはどこへ…?
(吉田翔記者)「上空にカラスは飛んでいませんが、駅からすぐ近くの木にはカラスの巣が確認できます。中にカラスの姿も確認できます」(害獣駆除業者オールコントロール 伊藤素美子 社長)
「秋冬は街中にカラスがたくさん来るので、それを避けるための対策(が多かった)。春には巣を作るので、巣の撤去が多くなる」この時期、街中の巣の撤去依頼が増えているといいます。その後も駅周辺には…
(記者)「電柱にもカラスの巣がある」
駅から600メートルほど離れた電柱にもカラスの巣がありました。大群は姿を消しても、カラスが街から消えたわけではないのです。
(宇都宮大学 杉田昭栄 名誉教授)
「いなくなったと思いがちだが、実は自然の中に分散しているだけ。公園や小さな森、屋敷林など思わぬ所にけっこう住んでいる。分散しているということは自分の身の近くにカラスが住んでいる」
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1841189
JR岐阜駅前で3年前から目撃された“カラスの大群” 街路樹の下は糞だらけ…いまはどうなった?対策するもカラスが街から消えない
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