「最年少七冠」に王手をかけている藤井六冠、その「強さの原点」を探りました。
探ってくれたのは、250万円の見届け人で話題になった「将棋マダム」です。(大石邦彦アナウンサー)
名古屋の老舗料亭「か茂免(かもめ)」さんにやって来ました。きょうはこちらで、この方と待ち合わせです。
(将棋マダム)
初めまして、藤井聡太先生のファンの「将棋マダム」と申します。
実はこの方…。
(将棋マダム)
一生の宝ですよね。これからずっと将棋ファンであり続けると思った瞬間でした。2021年、将棋のタイトル戦「叡王戦」独自の制度「見届け人」となった生粋の将棋マニア。
見届け人になると、対局開始や終局後の感想戦を間近で見られる他「勝負めし」を味わえたり、対局で使用した駒をもらえるなど、プレミアムな体験ができるんです。
ですが、その料金は何と250万円!(大石)
250万円…マダム、あなたは何者ですか?
(将棋マダム)
えっと…、主婦。専業主婦。
(大石)
そうなんですか。
(将棋マダム)
将棋の世界を間近で見られるチャンスっていうのは、ほとんどないので。ぜひ見てみたいと思って応募しました。250万円と料金も超プレミアムですが、見届け人の倍率も約30倍と激戦。
幸運をつかみ取り、念願の見届け人になったんです。
その時の「叡王戦」の会場が、2人が訪れた名古屋の老舗料亭「か茂免(かもめ)」なんです。
(将棋マダム)
(入口横の)木の前に(私が)立って、車がすぐ近くまで来られて。いつものリュックを背負った藤井先生が歩いて行かれた。(大石)
目の前を?
(将棋マダム)
目の前を!
(大石)
その時に声はかけなかったんですか?
(将棋マダム)
もうドキドキしちゃって、初めてお会いしたので。声なんてかけられなかったです。
(大石)
急にリアクションが「乙女」になりましたね。そんな将棋マダムと、史上最年少七冠をかけて名人戦第5局に臨む藤井六冠の強さの秘密を探ります。
その上で欠かせないのが…。
(大石)
杉本師匠の将棋教室、なかなか一般の方は行けませんからね。
(将棋マダム)
AIの研究をしているパソコンを見てみたいです。杉本先生の家のパソコンが、藤井先生が昔使っていたパソコンの「お下がり」だと聞いたことがあって。昔、藤井先生が触っていたパソコンだったら、すごく嬉しいですね。
(大石)
藤井さんの強さを探るために、我々、アポイントを取っていますんで。一緒に探求しに行きましょう。
強さの秘密を探るべく向かったのは、藤井六冠がプロ棋士としての第一歩を踏み出した、名古屋市の「杉本昌隆将棋研究室」。
(大石)
さあ、こちらが将棋研究室になります…、ここです!
(将棋マダム)
わ~すごい。お邪魔します。ドキドキしちゃって…。
(大石)
もっとドキドキしていただきましょう、先生。
(杉本昌隆八段)
マダムとお会いするのは、お久しぶりでございます。
迎えてくれたのは、藤井六冠の育ての親、杉本昌隆八段。
(杉本師匠)
見届け人をやっていただいて、控室で御一緒させていただいた。
実は将棋マダム、「か茂免」で行われた叡王戦で、既に杉本師匠と対面を果たしていたんです。 将棋界では、ちょっとした有名人の将棋マダムとさっそく中を見学。
(大石)
ちなみに(藤井六冠が)子どもの頃は、どこによく座っていましたか?
(杉本師匠)
初めの頃はやはり、下座のここに…。
(大石)
どうします…、座ります?
(将棋マダム)
失礼します。いやぁ、すごい。同じ空間にいられるだけでドキドキしちゃいます。念願の「聖地」にマダムのテンションは爆上がり。
この部屋は、藤井六冠が小学5年生の頃から練習をしていた場所。幼少期の性格を聞いてみると…。
(杉本師匠)
いつも楽しそうでしたよね。みんなと勉強会だから苦しい時もあるはずだけど。あまり、そういう顔は見せたことがない。
小さい頃から楽しんで将棋を指していたという藤井六冠。なんと今でも初心を忘れないよう、月に一度はこの場所で練習をしているんだそう。
(将棋マダム)
練習将棋とかは今でもされる?
(杉本師匠)
今は、ほとんどないですね。
私とやるくらいだったら、他の弟子とやってほしいから。(私は)将棋に加わるというよりは、どっちかというと…。お弁当の注文を聞いていたり、駒を磨いたり、家の掃除をしたり。
そして、マダムが何より興奮したのは…
(将棋マダム)
これ藤井先生のお古ですよね?
(杉本師匠)
これはお古ですね。
(将棋マダム)
わ~、すごいすごい!夢がかないました、感動です。
マダムが一番見たかったというのが、こちらのパソコンの本体
実はこれ、将棋の研究のために藤井六冠が自作したパソコンなんです。
(大石)
実際に、これでAI研究をしていたということですかね。
(杉本師匠)
新しいのをスポンサー様からいただいたということで。今までのものを、この教室に進呈しますよということで、こちらに置いています。幼少期から自作のパソコンを使い、AI将棋で腕を磨いていた藤井六冠。
強さの秘密を杉本師匠に改めて聞いてみました。
(杉本師匠)
日常の中に将棋が完全に入り込んでいるからかなと思います。当たり前のように将棋というものが身近にあるから。勉強とか、そういうレベルではなくて、あって当たり前で、絶対に欠かすことがないんですよね。どんな忙しい時でも。
(将棋マダム)
やっぱり将棋と藤井くんが出会う運命だったんだなと、すごく感じました。そして、いよいよ七冠に王手がかかった名人戦第5局が始まります。師匠の思いは…。
(杉本師匠)
次、勝てば名人ということで、七冠が完全に射程距離に入ったなと。
(大石)
その藤井六冠を弟子に持つという、師匠としては最高でしょう?
(杉本師匠)
そうですね…、あまりにも偉大になりすぎちゃって。お弁当をもっとグレードアップしなきゃ。
(CBCテレビ「チャント!」2023年5月30日放送)
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/514058
藤井聡太六冠の「聖地」で“お宝”を発見! 叡王戦で「見届け人」となった将棋マダムと杉本昌隆師匠の将棋教室を訪問 育ての親が語る「強さの原点」
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ