南海トラフ巨大地震が発生した際、愛知県や三重県の沿岸部には大津波が来ることが想定されています。私たちの備えはどこまで進んでいるのか。ハードとソフト、両面の取り組みを取材しました。
愛知県愛西市で3月18日、自衛隊や警察、海上保安庁のヘリコプターが出動して行われた、「訓練」。
ここには、土地が「海面よりも低い」、日本最大の「海抜ゼロメートル地帯」が広がる中に、「真新しいヘリポート」が建設されています。
今後30年の間に70から80パーセントの確率で発生するとされる「南海トラフ巨大地震」。名古屋港から津波が押し寄せ、壊れた川の堤防から 水があふれ出すことによって、愛西市一帯は最大で2メートル浸水する想定です…そこで。
(大村秀章 愛知県知事)
「仮に浸水したとしても、お住いの皆さんを迅速に救助搬送する」
浸水で取り残された住民を一時的に避難させるため、愛知県がおよそ11億円をかけて新たに整備したのがこの広域防災活動拠点。
2メートルの浸水に備えて、高さ3メートルまで盛り土をして建設しました。
この日の訓練では、被災者をボートでここまで避難させた後、自衛隊のヘリで浸水区域の外に搬送する手順を確認しました。
変わった形をしたこの大きな建物は?
一方、津波に備えて「ソフト面の取り組み」も着々と…
こちらは南海トラフ巨大地震で最大17メートルもの大津波が想定される三重県尾鷲市。
入り江に町が広がる賀田町の輪内中学校は、海抜およそ8メートルの高さにあり、南海トラフ巨大地震による 津波では浸水してしまう想定です。
この中学校で1年に4回ほど行われているのが…。
2023年3月29日放送 CBCテレビ「チャント!」より
【防災】津波に備える~愛知県愛西市の「新施設」と、三重県尾鷲市の中学校の取り組み 南海トラフ巨大地震が発生したら…
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