歴史的な円安が続いています。外国人観光客にとっては日本の商品が「お買い得」になるため、この地方の観光地は「爆買い」に大きな期待を寄せています。
三重県鳥羽市の「ミキモト真珠島」。
9月26日、大型バスを降り立ったのは…。
フランスからのツアー客およそ40人です。11日間の日程で今月末まで広島、京都、箱根、そして東京を観光。
ミキモト真珠島はフランス国旗を掲げて歓迎の意を表します。
ここは、ご存じの通り養殖真珠発祥の地です。9月8日に亡くなったイギリスのエリザベス女王も47年前に訪問しています。
2日間の伊勢志摩訪問ではネックレスの加工作業を見学したり、海女さんの実演も見学しました。
今回、訪れたフランスからの一行も海女さんの実演を見学しました。
では、皆さんが日本滞在中、楽しみにしていることを伺うと…。
(フランスからのツアー客)
「買い物!すでに、たくさん買いました。着物、お菓子、お守り」
いわば「ジャパン・ショピングツアー」です。歴史的な円安で外国人の皆さんにとっては日本の商品は「お買い得」というわけで…。
(フランスからのツアー客)
「フランスで同じものを買うよりも安いと思う」
独特の輝きを放つ真珠のアクセサリーに思わず財布の紐も緩むようで…。
(フランスからのツアー客)
「買います。もらいます。(Q:ラッキーですね)そうです。そして、とてもハッピーです」
「御木本真珠島」によりますと、このところの外国人観光客はコロナ禍前の2割から3割ほどだということです。
ただ、10月11日からの、さらなる水際対策の緩和で入国者数の上限は撤廃、加えて円安を背景とした外国人の「爆買い」に大きな期待を寄せています。
(御木本真珠島 柴原昇取締役)
「外国人のお客様にとって円安は買い物(しやすい)。私たちにとってもフォローの風が吹くと思うので期待している」
では、この歯止めのかからない円安について、中部財界はどんな受け止めなのか?
(名古屋商工会議所 山本亜土会頭)
「この地域のおいては意外と円安の(政府の)介入が、プラスになっているところも、かなりあると聞いている」
名古屋商工会議所の山本亜土会頭は28日の定例会見で、こう続けました。
(名古屋商工会議所 山本亜土会頭)
「(中部経済界は)旅行サービス業もあるが、その他の製造業も大きな比重を示している。下支えをしてくれたのが海外からのインバウンドの客。これで両方で、この地域が潤ったわけで、片方だけでは、なかなか厳しい」
その上で山本会頭は、円安について悲観的な分析をしました。
(名古屋商工会議所 山本亜土会頭)
「大変、材料費も上がって中小企業では全く無理」
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歴史的「円安」で外国人の「爆買い」に期待も… 中部財界のトップは「中小の製造業」に悲観的な分析(2022/9/28)
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