三重県は9日から新型コロナの感染者の全数把握の方法を見直し、県独自のシステムを導入しました。
(三重・一見勝之知事)
「医療機関の負担を軽減するということで、9月9日から(新型コロナ感染者の)発生届の限定をする」
新型コロナの感染者の発生報告で、三重県は従来の情報管理システム=ハーシスへの入力を、9日から重症化リスクの高い高齢者などに限定。重症化リスクの低い患者は、新たに導入された県独自のシステムを使った報告を医療機関に求めています。
三重県津市のこどもクリニック。夜間の急な発熱などにも対応しますが、これまでハーシスを使った報告では…
(岩尾こどもクリニック 岩尾篤院長)
「ワクチン接種歴、例えば3回目をことしの6月1日に打ったというように…」
ハーシスでは患者1人につき、ワクチン接種回数など15項目の入力が必要でしたが、三重県独自のシステムでは、「氏名」「生年月日」、「居住する市町」の3項目に簡素化。医療機関などの負担軽減が期待されています。
(三重県津市 地域医療推進室 小野寺卓也主幹)
「お盆の医療機関が休診している期間は、人数としてかなりの人が受診に来た。診療時間中の(ハーシスの入力)作業は難しかった」
夜間や休日、急な発熱があった人たちを診察する津市の応急クリニック。感染拡大のピークだったことしのお盆期間は、1日140人の患者がやってきました。
(三重県津市 地域医療推進室 小野寺卓也主幹)
「入力時間は(患者一人あたり)おおむね5分程度かかっていた」
そこで、9日導入された、県独自のシステムを使って患者1人あたりの情報を入力する時間を計ってみると…18秒。1人あたり5分が、わずか18秒に短縮です。
(三重県津市 地域医療推進室 小野寺卓也主幹)
「氏名・生年月日・市町だけなので、極めて速く入力作業が終わる」
三重県は、今後患者のおよそ8割はこの独自システムを使った報告になると見込んでいます。
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三重県“全数把握”見直し「氏名・生年月日・市町だけ」の県独自の入力システムで医療機関の負担軽減目指す(2022/9/9)
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