愛知県によりますと、6日正午ごろ豊山町豊場の名古屋市中央卸売市場・北部市場の関係者から「下水の流れが悪い」と町役場に連絡がありました。
報告を受けた県の職員が近くの下水道を確認したところ地震が起きた時などに川からの逆流を防止するゲートが閉じていることがわかりました。このゲートは、災害時に地上からの操作で閉じますが、今回閉じた原因は分かっていません。
(愛知県尾張建設事務所 尾張流域下水道出張所 佐藤忠・所長代理)
「ウソだろ、と思った。あってはいけないこと。だから大変苦労している。見えないので(原因が)確定できないし対策も取れないのでくみ上げている」
この状況が続くと、汚水がマンホールからあふれる可能性が…
(作業員)
「減ってない(水位は)上がっています。午前5時で“マイナス2.22メートル”だったのが午前10時には“マイナス1.22メートル”。1メートルくらい上がっている」
「めっちゃ近いですよ。だからもっと(バキューム車を)増やさないと」
復旧に向けては、現在水没している地下9メートルの所にあるゲートのハンドルを手動で操作する必要があるため、県は、バキューム車20台で下水のくみ上げ作業を行っています。
(愛知県 建設局 道浦真・局長)
「できる限りバキューム車を集めてやる。これで大丈夫との確信は持てないが、努力している」
また、県は豊場地区に住む約6000人の住民を対象に入浴の回数を減らしたり、風呂の水を再利用するなど、普段の半分程度の節水を呼びかけていて、午後には県と豊山町の職員が住民にビラを配りました。
(豊場地区の住民)
「風呂ぐらいは1日くらい入らなくてもいいけど。一番困るのは便所、あいつだけは我慢できないもんな」
「溢れたりして影響があったら嫌だな…。幼稚園の子どもがいて、泥だらけになって帰ってくるので、洗ってあげないと困っちゃう」
県は、早期復旧に向けてバキューム車の数を増やすなど、24時間体制で作業にあたるとしていますが、復旧のめどは立っていません。
下水があふれる恐れ 県の担当者「ウソだろと思った。あってはいけないこと」水位を下げるためバキューム車を増やし20台に それでも復旧のめど立たず(2022/6/7)
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