戦火を逃れてウクライナから東海地方にも、多くの避難者がやってきていますが、愛知県で誕生日を迎えた、ウクライナ人の双子の姉妹にバースデーケーキが贈られました。
家族で誕生日を祝う“当たり前の幸せ”が…
1年に1度の大切な日。
(ウクライナからの避難民 ラーナちゃん)
「おいしい」
ことし3月、ウクライナ南部の街、ザポリージャから避難してきたルーバさん(43)と、娘のラーナちゃん(6)。
愛知県長久手市に住むルーバさんの双子の姉・ヴェーラさん(43)を頼りました。
ザポリージャの街は、ロシア軍の空爆で破壊。隣国・ポーランドへ脱出する際も、駅は、我先に逃げようとする人たちでごった返し、言い争いが絶えなかったといいます。
(ウクライナ避難民 ルーバさん)
「一番心配だったのは、娘です。身長が小さいし、守るのに必死でした」
6歳の娘の笑顔を守りたい。
ルーバさんは、日本に避難してきたいまも、戦争の話は一切しません。ラーナちゃんの記憶が少しでもステキなものになるように願っています。
そんな2人のもとに届いたのが…
ラーナちゃんからもサプライズプレゼント
(ルーバさんの姉・ヴェーラさんら)
「わぁかわいい。ウクライナ。すごく色もきれい」
43歳の誕生日を迎えたルーバさんとヴェーラさんを祝う、ウクライナカラーのバースデーケーキ。
用意したのは、生活に苦しむ子どもたちを支援する団体です。
(コンタス 柴崎莉菜代表)
「ウクライナの避難している家庭の様子を見て、ケーキを届けることで、親子が笑い合えるひとときが、届けられたらと」
ウクライナでは、バースデーケーキのロウソクを消す前に願いごとをします。
(ウクライナからの避難民 ラーナちゃん)
「願いごとを言うと、かなわなくなるからヒミツ」
(ウクライナからの避難民 ルーバさん)
「ウクライナに帰りたいです。ふるさとの街が元通りになるように願いました」
ロウソク消します。
「3・2・1ふぅ~」
思いがこもったバースデーケーキ。
思わず笑みがこぼれます。
すると…ラーナちゃんからも…柴崎さんにサプライズのプレゼントが!
(コンタス 柴崎莉菜代表)
「いいの?これ私に。うれしい」
(ルーバさんの姉・ヴェーラさんら)
「思い出になるし」
ラーナちゃんが大切に持ち歩いていた犬のぬいぐるみ。
きょうの出会いがステキな思い出になるように。恥ずかしがり屋なラーナちゃんからの気持ちです。
(ウクライナからの避難民 ルーバさん)
「家族と離れ、日本で誕生日を迎えると思っていませんでしたが、良い思い出を作ってくれて、感謝しています」
ウクライナから避難した女性が日本で迎えた誕生日 ケーキのプレゼントに6歳の娘がお返しのサプライズ(2022/6/1)
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