15日、将棋の藤井聡太五冠が「叡王戦五番勝負第ニ局」に臨みました。同じ手が4回繰り返される、珍しい「千日手(せんにちて)」が成立し、指し直しとなりましたが、連勝でタイトル防衛に王手をかけました!
(藤井聡太・五冠)
「ちょっと序盤で失敗してしまって。どう勝負するかという展開と思っていたので、千日手は仕方ないのかなと思っていた(第二局の)内容をしっかり振り返って、次につなげられたら」
15日、名古屋市中区の「名古屋東急ホテル」で行われた「叡王戦五番勝負第二局」。藤井聡太五冠にとっては今年度に入って初めての地元での公式戦。
先手は挑戦者の出口若武六段でした。先に3勝した方がタイトル獲得ですが、初戦を制している藤井五冠が勝てばタイトル防衛に王手です。
対局は午後4時半すぎ、タイトル戦では1年2か月ぶりという珍しい展開になりました。同じ局面が4回繰り返されて「千日手」が成立。それぞれの駒が同じところを行ったり来たりして“千日たっても決着がつかない”と言われる膠着状態となったのです。
規定により、30分後に“先手後手”を入れ替えて勝負を始めからやり直す「指し直し」局に。藤井五冠にとってはタイトル戦では初めての「指し直し」で、持ち時間は1時間。
結局、午後7時31分、藤井五冠が75手で出口六段に勝利。叡王の初防衛に王手をかけました。
(藤井聡太・五冠)
「自分なりに精一杯指すことができた」
藤井五冠は、これでタイトル戦12連勝。注目の第三局は5月24日に千葉県柏市で行われます。
一方、地元開催で注目されたのが“勝負めし”と“おやつ”。会場の名古屋東急ホテルは和食・洋食・中華の3人のシェフが合わせて8品のメニューを考案しましたが、両者共に選んだ“勝負めし”は「名古屋コーチン親子オムライス」でした。
(名古屋東急ホテル 前島浩行・総料理長)
「地元食材を取り入れた方が良いと思い、使わせていただいた」
味にコクのある名古屋コーチンの肉とトロトロの卵をデミグラスソースで仕上げたオムライス。“地元愛”に溢れた、このメニューは16日から名古屋東急ホテルのレストラン「モンマルトル」のメニューに加わりました。
そして、午前の“おやつ”は藤井五冠が選んで去年大反響を呼んだ「不二家」のカップケーキ「コロコロしばちゃん」を出口六段が。一方の藤井五冠は、その「コロコロしばちゃん」のお友達という「コロコロくまさん」を選びました。
(藤井聡太・五冠)
「チョコの味が今までと違った味わいで、美味しくいただけました」
藤井五冠タイトル戦12連勝「千日手は仕方ないのかな」 おやつに「コロコロくまさん」(2022/5/16)
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