ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナ出身の女性音楽家による平和を願うコンサートが愛知県半田市で開かれました。
会場に響き渡るのはウクライナの民族楽器「バンドゥーラ」の音色です。
(カテリーナさん)
「2月24日からウクライナで、とてもひどい戦争が起きています。今だからこそウクライナの音楽と、この楽器バンドゥーラの音色が必要」
ウクライナ出身のカテリーナさん(36)。19歳の時に音楽活動のため来日し、バンドゥーラ奏者として全国各地で演奏会などを開いてきました。
客席で演奏を見守る1人の女性。カテリーナさんの母親、マリヤさん(68)です。ロシアによる軍事侵攻を受け、ことし3月に首都・キーウからポーランドなどを経由して日本に避難してきました。
(母のマリヤさん)
「ウクライナの生活や家を全て残して出ていくことが一番つらかった。一番の望みは早く戦争が終わって平和が訪れてほしい。そして避難民が早くウクライナの自分の家に戻れるよう願っている」
コンサートでは、マリヤさんも母国ウクライナの平和を願って歌を披露しました。この日は約150人が訪れ、カテリーナさん親子が奏でる音楽に聞き入っていました。
(観客)
「初めて見た楽器だったけど、すごく趣があって心打たれるような演奏だった」
「言葉は分からなかったけど、国に対する思いとかが、すごく響いてきました」
(カテリーナさん)
「ウクライナの人や子どもの未来や夢が全て奪われてしまったので。1日1日を大切にして生きることが一番大事なことだと思っているので、それを音楽を通して皆さんに伝えていきたい」
ウクライナ出身の女性音楽家 母はキーウから日本へ避難 平和を願い民族楽器「バンドゥーラ」のコンサート開く 愛知・半田市(2022/5/9)
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