愛知県大府市に住むウクライナ人の女性が、祖国の今の状況について「日本は関係ないと思わないでほしい」と地元の「至学館大学」で講演しました。
(イワニューク・イリーナさん)
「私が今着ている民族衣装は、民族衣装の中で一番クオリティーが高い」
大府市に住むイワニューク・イリーナさん(21)。
ウクライナ出身で、家族と共に小学3年生から大府市で暮らし、通訳の仕事もしています。
(至学館大学 越智久美子准教授)
「ウクライナのことを自分のこととして考えてほしい。どんな未来をつくっていきたいのかを考えるきっかけに、この時間がなればいい」
11日は大学1年生を対象に、ウクライナの現状について理解を深めてもらいたいという、至学館大学の依頼を受けて講演することに。
(イワニューク・イリーナさん)
「みんなは“偽ニュース”に流されないように気を付けて、ウクライナを応援してほしい」
イリーナさんは、ロシアはいま、偽のニュースを世界に流していて、そのためにロシア国内ではウクライナ侵攻に反対している人は少ないと話し、この戦争を取り巻く状況を正しく理解するべきだと訴えました。
実はイリーナさんの祖母と叔母、それに従妹の4人は、3月中旬にウクライナからイリーナさんのいる大府市の自宅に避難してきました。
(イワニューク・イリーナさん)
「4人全員合わせると(避難する費用は)100万円を超えました。結構な費用がかかりました」
親戚4人は首都キーウの西、約120キロの所にあるジトーミルに住んでいました。
ロシアの攻撃は、この地域にも及び、戦火を逃れるため4人はイリーナさん一家を頼ったのです。
(イワニューク・イリーナさん)
「おばあちゃんは、あまり家から出ていない。出るのが怖いって。おばあちゃんは心配です」
心身ともに疲れ切っている祖母。
人生の終盤にきて、あまりにも辛い日々だと顔を曇らすイリーナさん。
11日の講演には約250人が参加。
イリーナさんは「この戦争を自分事として考えてみて下さい」と訴えました。
(イワニューク・イリーナさん)
「一番伝えたいことは、みんな関係ないという考えは、あんまりよくない」
約1時間、イリーナさんの話を聞いた学生は…。
(学生)
「自分が何かできることがあればしていきたい。平和について考えることが大事だと改めに感じた」
「『何か起こっているんだ』と思うだけだったので、自分のこととして考えるようにしたい」
「遠い場所からでも支援したい」
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ウクライナ出身の女性が大学で講演 「この戦争は自分にも関係あると考えて」 愛知・大府市 (22/04/11 18:49)
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