宮城県の南部、海沿いの街、山元町。山元町では、東日本大震災のときに、校長先生の決断で、学校の屋根裏に避難して、大勢の子供たちが助かるという出来事があったんです。
先日震災から11年ということで、取材に行ったんですが、当時の校長先生と児童に、今回再び話を聞きました。
(記者リポート)
「宮城県南部の山元町です。道にはヒビが入っていて、アスファルトがずれこんだことにより、盛り上がっている部分もあります」
16日夜の地震で、震度6弱を観測したのが、宮城県山元町。
道路にはヒビが入り、水道管が破裂し、断水も発生。
17日、山元町では復旧作業が行われていました。
(ことし1月取材・旧中浜小 元校長・井上剛さん)
「1階は津波が通り過ぎて行った場所ですので、壊れている状況も大変ありますね」
CBCテレビ「チャント!」の大石邦彦アンカーマンは、ことし1月に、山元町にある旧中浜小学校を取材しました。
11年前の東日本大震災では、児童を含む90人が、小学校屋上の屋根裏倉庫へと避難したことで、難を逃れることができたのです。
当時、事前に屋根裏への避難を決断し、子ども達の命を救った旧中浜小学校の元校長・井上剛さんに、16日の地震について伺いました。
(旧中浜小 元校長・井上剛さん)
「結構揺れました。11年前(東日本大震災のとき)より揺れました。今回はダダダダダッという感じ」
日頃から地震への備えをしているという井上さんは、固定器具や突っ張り棒などを各所に装着。揺れは大きかったものの、少ない被害で済んだと話します。
(旧中浜小 元校長・井上剛さん)
「家具の固定は必ずやっておいたほうがいい。家から出られないと、どうしようもない」
11年前、小学校の屋根裏に避難した、当時の児童の1人、門間風斗さんにも話を聞きました。
「(今回の地震は)前の震災を思い起こすぐらい、ひどい揺れで。物がたくさん倒れた状態」
宮城県山元町では、津波注意報が発表され、その後避難指示も出されました。
Q津波を考えた?
(門間風斗さん)
「もちろん考えた。11年前と同じぐらいの津波が来るんじゃないかと思いました…」
Q震度6を経験して、改めてメッセージは?
(門間風斗さん)
「実際に経験してみないと、何が必要か、実感がわかない。みんなが日頃から備えていると、かなり変わってくる」
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「家具の固定は必ず」 東日本大震災 宮城の被災者が 今回震度6弱を経験 改めていま伝えたいこと (22/03/17 18:33)
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