茨城県の境町。「箱」のような四角い2階建ての建物が…これは!?
(運営会社 長坂俊成代表取締役)
「木造のモバイル建築ユニットを8個連結し、そのまま2階建てに。スポーツ合宿をメインとする宿舎として作っている」
木造のモバイル建築を32個組み合わせて作られた「ホテル」。そして地元の小学校でも…
(CBC 木下大記者)
「本来は間仕切りが存在するんですが、子どもたちが自由に行き来できるよう、すべて取り除かれています」
町のあちこちに、いろんな「モバイル建築」が…その数、なんと!
(境町危機管理部 野村静喜部長)
「71ユニット整備している」
なぜ小さな町に、これほどたくさんあるのか!?
(境町防災安全課 高桑大助・危機管理監)
「これが利根川。もし利根川が氾濫したら、町の95%が浸水すると言われている」
境町では、町の西側を流れる利根川などが増水し、浸水など被害に見舞われてきました。災害時、すぐに避難所などに活用できる「モバイル建築」。問題は1基「数百万円」もかかるコストでしたが…
(境町危機管理部 野村静喜部長)
「町としては経費の持ち出しがない」
企業が「モバイル建築」を町に寄付すれば、費用分、法人税が控除される「企業版ふるさと納税」を使って、4つの住宅メーカーから39基、およそ3億8600万円分の「モバイル建築」を、物納してもらったのです。
境町では普段はホテルなどに使いながら、4年前の「西日本豪雨」や「北海道胆振東部地震」では、実際に被災地まで運んで、避難所施設などに活用しました。
(境町の住民)
「水没しちゃったら意味ないので(モバイル建築は)すごくいい取り組みだと思います」
「モバイル建築」を導入する自治体は東海地方にも。三重県南部の南伊勢町。南海トラフ巨大地震で、最大22メートルもの大津波が想定されています…
(CBC 犬飼英輝記者)
「高台に移転された町立病院のすぐそばに、ま新しいモバイル建築が14個設置されました」
三重県南伊勢町も境町と同じく「企業版ふるさと納税」で、14基のモバイル建築を導入。普段はテレワークなどに使い、災害時の活用も目指します。
(三重県南伊勢町 上村久仁町長)
「(津波からの)避難場所、二次避難場所をもう少し整備していくので、それにも使っていきたい」
#チャント #防災スペシャル #モバイル建築
2022年3月11日放送 CBCテレビ
「チャント!防災スペシャル あなたの備えは大丈夫?」より
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小さな町が導入した水害への備え「モバイル建築」が話題 1個数百万円を「企業版ふるさと納税」で
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