岐阜市に住む、ウクライナ人の川出オルガさん(50)。
テレビ電話の相手は、娘のアリョーナさん(32)と小学生の孫、男の子=ニキータくん(8)、女の子=アリーナちゃん(9)です。
3人は、ウクライナ・ドネツク州の、親ロシア派の支配地域で暮らしています。
(娘のアリョーナさん)
「25日、朝3時から娘は寝むれなくて『爆弾や武器の音が聞こえる』と…。ちょっと心配しています。『今爆弾落ちた』と」
電話中にも近くで爆撃が…。
現地では、戦車の往来や爆撃が頻繁にあるといい、娘のアリョーナさんたちは、食品を保管する地下の倉庫のような場所に、身を寄せています。
オルガさんはここ数週間、そんな娘と孫の安否を、テレビ電話で確認する毎日。
(川出オルガさん)
「(孫たちは)いつも耳をふさいで『怖い怖い怖い』と言っている」
日本文化が大好きだという娘のアリョーナさん。
新型コロナの感染が拡大する中、両親に会うため、来日のタイミングを探っていたところ、ロシアの侵攻が始まってしまいました。もう4年以上会えていません。
オルガさんは、「今こそ日本に避難して欲しいと」伝えますが…
(川出オルガさん)
「ビザとか、飛行機のチケットとか(取れない)。ちょっと無理だと思う。道もないから」
親ロシア派が支配するドネツク州から、ビザを発給している首都・キエフに移動することができないため、来日はできないと言います。
(川出秀明さん)
「アリョーナ。できればロストフに逃げて欲しいな。やっぱり命が一番大事だから…」
夫の秀明さん(72)は、せめてロシアの都市、ロストフへ避難して欲しいと伝えますが、縁もゆかりもないロシアで暮らすことに抵抗があるといい、結局3人はドネツク州に留まることに…。
(川出オルガさん)
「怖い。娘に電話すると『ママ大丈夫。心配しないで』と言うけれど、本当に心配。もしこれから、ネットがつながらなくなったり、電話ができなくなったらもっと大変。電話ができなくなると大変。(想像するだけで)怖い怖い怖い」
戦争が始まったウクライナに娘と幼い孫を残す川出さん夫婦。今願うことは、ただ一つです。
(川出秀明さん)
「とにかく殺し合いだけはしないで欲しい」
(川出オルガさん)
「早く平和欲しい…」
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「今、爆弾落ちた」 母国の娘や孫とテレビ電話中に…東海地方のウクライナ人は (22/02/25 17:04)
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