愛知県春日井市の「下津保育園」で8日、感染防止対策を研究している「愛知県立大学」の清水宣明教授と一緒に“ある実験”が行われました。
「ドキドキしている。どんな風に“空気が流れるか”見てみたかった。職員と色々考えて、日々対策をしているので。自信を持って、できていると言えるようになりたい」
(下津保育園 伊藤雅代・園長)
まずは、窓などを全部閉め、室内に煙を充満させます。
「この状態が“換気ができていない状態”。先生や子どもから吐き出されたウイルスを含むエアロゾルが、こんな感じで漂う。時間を置いても、ほとんど動かない。普段通りの換気で窓を開けてください」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
すると…。
「今、2分経過」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
「(煙の)層がない」「さっきはすごくあったのに」
(保育士)
「この園舎は色んなところから風が入って出るので立地条件は良い」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
5分後、煙はだいぶ薄くなり、10分後には…。
「だいたいクリアになりましたね。きょうは風がほとんどないですが、この部屋は“この換気の方法”で大丈夫」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
次に、子どもが座った状態で吐き出された空気の流れを見てみます。
清水教授によるとサーキュレーターなどで空気の流れを作ると、より効果的に換気できるということです。
「あ、動いた!」「(空気が)回ってる、回ってる」
(保育士)
「空気を、いかに味方につけるか。いかに吸い込まないか。吸い込まなければ感染しない。(サーキュレーターなどで)飛ばして、できるだけ元を断つ。それが保育園にできること」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
この保育園では現在、常に窓を開けて扇風機を使っているほか、昼食の際には手作りのパーティションをつけています。
その効果も確かめてみます。
「直接エアロゾルが“かかる量”は減らせる。飛沫は、ほぼ止められる。この感じなら良いと思う。」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
「絶対にパーテーションに頼るというわけじゃなくても、換気がしっかりできていれば、対策としては大丈夫?」
(下津保育園 伊藤雅代・園長)
「逆にパーティションがあったからといって、換気ができていなければ非常に危険。クラスターになりやすくなってしまう」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
保育士からは次々に感染対策についての質問が。
「外遊びの時にマスクはした方がいいですか?」
(保育士)
「外遊びの時に基本的にマスクはいらない。中での遊びの時よりも感染の可能性はグッと下がる」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
「全員が外に出た後も扇風機を回したほうがいいですか?」
(保育士)
「この部屋だと(扇風機なしでも)10分で空気が交換する。その間、誰もいなければ、窓を開けておけば扇風機は回していなくても大丈夫」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
専門家からのアドバイスに園長は。
「職員に実際、体験させてもらえて大変勉強になった。今までやってきた対策に自信を持ちながら、子どもたちの健康と安全を守れるように過ごしていきたい」
(下津保育園 伊藤雅代・園長)
「どう空気が流れて、対策ができているかが分かれば安心と自信が持てる。安心と自信の下、日々の保育園の対策をやってもらえたら」
(愛知県立大学 清水宣明・教授)
------------------
■そのほかの東海地方のニュースは「CBCニュース」にて配信中。
https://hicbc.com/news/?ref=yt
■LINE NEWSでもニュース配信中。友だち登録はこちらから。
https://line.me/R/ti/p/%40oa-cbctv
■東海地方のニュース・速報 配信中
https://twitter.com/cbctv_news
保育園で行われた“ある実験” 専門家に聞く新型コロナ感染対策 「空気を味方につけて元を断つ」のがカギ (22/02/08 17:03)
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ