懸念される「第6波」に備え、急がれているのが子どもの医療の拡充です。
愛知県大府市の「あいち小児保健医療総合センター」。
愛知県内で唯一の子ども専門病院です。
この病院では9月7日、これまで11床だった子ども用の新型コロナ病床を21床に増やしました、その訳は…。
「第5波の大変な時に一般のコロナ病床は、なかなか子どもの入院ができる余裕がなかった。医療圏を超えて(遠い地域から)入院を余儀なくされた子もいた」
(あいち小児保健医療総合センター 伊藤健太・医師)
9月初旬に満床の一歩手前までひっ迫したため、増床して受け入れ体制を万全にしたのです。
入院するのは新型コロナに感染した子どもだけではありません。
親が重症化して入院した場合など、濃厚接触者となった子どもの預かりも行っています。
そのため、こんなことも…。
「この服は全部うちからの寄付。ここに入院しなきゃいけない子どもたちは、家族に見る人がいなくて入院する子も多い。お母さんが苦しい中、(入院の)荷物が準備できなかったりする」
(看護師)
感染した親が子どもの入院に必要なものを準備できないケースもあり、看護師などスタッフの子どもの服を着せることも。
遊ばせるおもちゃも、そのまま捨てられるよう手作りで用意しています。
子ども病床ならではの苦労は他にも…。
「泣き出しちゃっても今までなら、すぐにそばに行ってあげられたのが。(防護服などを)全部着ないと入れないので、数分待ってもらわないとたどり着けない。そこが本当にジレンマ」
(看護師長 杉原功恵さん)
この日、入院する子どもは1人にまで減っていましたが、今後、ワクチンを打てない年齢の子どもたちに感染が広がることも懸念されています。
「成人のコロナの患者で、息も絶え絶えで辛くて入院というのとは(食事や着替えの手伝いなど)子どもは、また別の大変さがある。このあと子どもの感染が増えてきたときに、どう対峙するか、その準備は今するべき」
(あいち小児保健医療総合センター 伊藤健太・医師)
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「第6波」に備えて急がれる“子どもの医療拡充” 子ども専門病院の取り組み 成人患者とは別の配慮も (21/10/05 16:51)
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