病気の家族をみとるため、観光ビザで来日後、1年以上帰国できずにいる外国人の親子が愛知県豊橋市にいます。
そのわけは日本での新型コロナの拡大。
2人は12日、帰国のため特例でワクチン接種を受けました。
12日、豊橋市の集団接種会場にやって来たのは、ソロモン諸島から観光ビザで来日しているイザベル・トシアさん(71)と、息子のバナバス・ヌヌさん(37)です。
2人が来日したのは去年2月。
結婚して日本で暮らす娘のシンデレラさんが末期がんと分かり、最期をみとるため、豊橋市へ来ました。
シンデレラさんは去年5月に亡くなりましたが、その頃には日本で新型コロナの感染が急拡大していたため。、母国から帰国を認められませんでした。
観光ビザで来日した外国人は、原則ワクチン接種の対象外。
2人は帰国の条件であるワクチンを受けられず、1年以上足止めされていましたが…。
「愛知県知事と豊橋市長の話もあり、人道的観点からも早く接種を受けていただいたほうがいいのではないかということで」
(豊橋市保健所 撫井賀代所長)
この状況を知った愛知県が国に問い合わせた上で、その後、豊橋市と相談。
キャンセル分のワクチンを2人に回すことを決め、12日に1回目の接種を行いました。
「ワクチンを接種できたことで、ソロモン諸島に帰れるのでうれしいです。皆さんにありがとうという気持ちです」
(イザベル・トシアさん)
「1年4か月、帰れませんでしたが。1回目のワクチンを接種することができて、希望が持てました」
(バナバス・ヌヌさん)
2回目の接種は7月受ける予定で、2人はビザを取得出来次第、帰国したいと話しています。(14日18:31)
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1年以上帰国できず…家族をみとるため来日したソロモン人親子にワクチン接種
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