緊迫した救助の瞬間です。
先週、三重県四日市市の海上で85歳の男性が乗る手漕ぎボートが漂流。
海上保安庁が公開した映像には、救助までの様子が鮮明に記録されていました。
これが緊迫の救助活動の一部始終です。
「お父さん、陸から助けます。待っててください」
(海上保安官)
四日市海上保安部が駆け付けた先には、大しけの中、必死でボートにしがみつくひとりの男性の姿が。
「お父さん、もう船はダメ。船はダメ。手を伸ばして」
(海上保安官)
3月26日の正午前、「四日市港付近の海上で手漕ぎボートが漂流している」と目撃者から通報がありました。
漂流したのは四日市市に住む85歳の男性が、ひとりで乗る手漕ぎボートでした。
「男性は、このあたりから1.8トンの船で手漕ぎボートを曳航し、海草採りの現場に向かいました」
(西島新カメラマン)
午前10時ごろ一人で出港した男性はポイントに着くと、海草を採るため手漕ぎボートに乗り換えます。
「男性は、このあたりで手漕ぎボートに乗り換えたということです」
(西島新カメラマン)
しかし、ボートは風にあおられ2キロほど流されてしまいます。
当時、四日市市には強風注意報が発表されていました。
「ここが手漕ぎボートが漂着した場所です」
(西島新カメラマン)
「お父さん、よし。離さない。せーの。ベルト持った。お父さん、大丈夫ですか」
(海上保安官)
男性は約1時間後に、流れ着いた岸壁で海上保安官に引き上げられ、けがはありませんでした。不幸中の幸いです。
しかし、救助された際、男性は救命胴衣を着用していなかったということです。
「一方、1.8トンの漁船も、男性が乗り換えた後、約4キロ先のこのあたりで見つかりました」
(西島新カメラマン)
当時、現場では北北西の15メートルの強い風が吹いていました。
1.8トンの漁船もひとたまりもなく4キロも流されたのです。
海上保安庁は救命胴衣の着用の徹底を求めるとともに、海で危険を感じたらすぐに118番通報するよう呼び掛けています。
「お父さん、大丈夫。びっくりしてるね。良かった、良かった」
(海上保安官)(29日18:14)
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緊迫の瞬間とらえた 強風のためボートで漂流した85歳男性を救助する瞬間
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