ひとつの場所から別の場所に移動するために、毎日およそ1000万の人が、旅客機を利用し、およそ100,000機の飛行機が、問題なく離陸・着陸しているんです。しかし、かな〜りまれにですが、飛行機恐怖症の原因になり得るような事故が、起こる場合もあるんですよ。高度5,181メートルで、パイロットが半分コックピットから飛び出して、空に宙づりになった、こちらの事件なんかはそのいい例と言って良いでしょう!
お決まりのことなのですが、初めは何の問題もありませんでした。パイロットは熟練のパイロット。機体には何の問題もなく、キャビンクルーは、プロ意識が高く、とてもフレンドリー。このフライトに恐ろしい出来事が起きようとは、誰も予想していませんでした。
タイムスタンプ:
左のフロントガラスに起こったこと 1:02
ベルトさえ外さなければ... 2:11
彼の命を救ったもの 3:09
酸素不足 3:37
機長は死んだものと思ったクルーたち 4:32
緊急着陸 5:02
なぜ事故は起こったのか 6:34
同じような事故が他にも... 7:07
#危険な状況 #飛行機 #空中
概要:
- 1990年6月10日、4人のクルーメンバーと、81人の乗客が搭乗。午前8時20分、副操縦士は離陸のためのルーティーンを行い、ブリティッシュ・エアウェイズ5390は、英国のバーミンガムを出発し、スペインのマラガに向かいました。
- キャビンクルーは、食事を給仕する準備をしており、フライトアテンダントのナイジェル・オグデンが、コックピットに入ると、「バン」という大きな音がします。爆発が起こったと思い込んだ乗客は、恐怖におののきました。
- この混乱の本当の原因は、コックピットの左側のフロントガラスパネルでした。飛行機の胴体から外れ、飛ばされてしまったのです。後に、このガラスパネルは、ジドコット周辺で発見されています。
- 窓が吹き飛んだ際に起こった減圧で、キャビンから勢いよく空気が出て行ってしまったんです。覚えていらっしゃるかと思いますが、機長はシートベルトを外していました。そのため、操縦席から引きはがされ、消えたフロントガラスの部分に吸い込まれていったんです。
- 後に事故のことを思い出して、乗客の一人がメディアに話をしたところによれば、窓から飛び出している人がいて、男性2人と女性が、彼の足にしがみつき、外に投げ出されないように阻止していたそうです。
- 乗客は飛行機が火事になったと思い込み、パニックを起こし始めました。さらに、コックピットのドアは内側に吸い込まれ、操縦機に激突し、その一部がブロックされてしまいます。
- 飛行機には、乗客全員に必要な分の酸素がなかったのです。ですので、副操縦士は、クルーと乗客が普通に呼吸できるよう、急いで高度を下げました。このタスクを遂行したのち、遭難信号を出します。
- クルー達は、機長が息を引き取っているだろうと思ってはいたものの、体を離すまいとつかみ続けます。サウサンプトン空港に緊急着陸した際も、クルーはまだ機長の体にしがみついていました。
- 当然ショック状態にありましたが、5カ月もしないうちに職場復帰、2008年まで旅客機の操縦を続けました。
- 事故の27時間前、新しいフロントガラスが取り付けられたのですが、使用されたボルトのうち84本の直径が小さ過ぎて、残りのボルトは短すぎたということが、調査員によって明らかにされました。
-クルーが機体の外に投げ飛ばされそうになったのは、ブリティッシュ・エアウェイズ5390の事故だけではありません。
- 2018年5月14日、四川航空のフライトは、中国からチベットへ向かっていました。機体が巡航高度9,753メートルに達した際、右のフロントガラスが耳をつんざくような音を立てて突然爆発。
- 元空軍の操縦士であった機長は、エアバスA319の手動コントロールを取り戻し、機体は成都市の空港に緊急着陸します。
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地上5,273メートルで機体の外に投げ出された機長
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