百年前の感覚で考えれば、人体を透視する能力など、科学者や医師にとっては夢のようなものだったはずです。実際、ドイツの物理学者でX線の父であるヴィルヘルム・レントゲン博士がX線を発見したのは偶然でした。
でも、彼は発明の特許を取るように勧められた時も、笑い飛ばしただけでした。本人はX線の活用方法について懐疑的であったためです。レントゲン博士自身は発見の重大さに対して無頓着でしたが、科学界ではセンセーションを巻き起こし、放射線量を測定する単位は彼にちなんで「レントゲン」と命名されました。
タイムスタンプ:
X線はどのように体内を観察するのか 0:33
X線の発見 2:18
ヴィルヘルム・レントゲン博士が X線について懐疑的だった理由 4:26
X線はどれくらい安全なのか?6:47
最大の放射線源 7:44
X線を活用している最も珍しい分野 8:07
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音楽:
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概要:
- カソードから放出される、負に帯電した電子は速度を増し、正に帯電したアノードにぶつかり、止まります。 その結果、X線が発生するのです。
- 物質が硬ければ硬いほど、動きは遅くなるのです。そのため、カルシウムが多く硬い人間の骨は、70%水分で構成されている軟組織よりもX線の速度が大幅に遅くなります。
- 実際は、X線写真は写真のネガなので、明るい部分が「影」と呼ばれています。
- 1895年11月8日の夜遅く、レントゲン博士が研究室を閉めるため、部屋の明かりを消し、すべての器具の電源を切ると、研究室の隅に置いてある透明な液体の入った容器が緑色の光を発していることに気付きました
- 彼はこの奇妙な現象に興味を持ち、この発見について研究を始めました。
- 観察を続けるうちに、偶然その光線が自分の手に当たると、ビックリするものが見えました。なんと壁に映った影には、手の骨が透けて見えていたのです。
- 彼は発明の特許を取るように勧められた時も、笑い飛ばしただけでした。本人はX線の活用方法について懐疑的だったのです。
- 彼は第1回ノーベル物理学賞を受賞しましたが、この発明の特許は取得せず、誰でも使用できるようにしたのです。
- 1895年にX線が発見されてから100年以上が経過した現在でも、医学の最も重大な進歩の1つだと考えられています。
- X線を使っての撮影は人体を放射線にさらすため、完全に安全ではないと考えられ始めたのは20世紀後半になってのことでした。放射線の影響は身体の部位によって異なります。
- 胃や腸のX線の場合は、通常の生活をしている時の3年分の放射線量に等しいということです。
- 宇宙から地球に到達する最大の放射線源は太陽です。
- その他に、現在、X線を活用している珍しい分野といえば、芸術作品の鑑定をする専門分野です。この方法は70年前に初めて起用され、現在、最も信頼性の高い方法だと言われています。
- 現在X線は、考古学でも広く使われています。ポンペイで巻物が発見された際、非常にもろいために開くことが出来ず、無理に扱えば壊れてしまうところでした!
- でもX線を使うことで巻物を開かずに、中に書かれた文字を読むことに成功したのです!
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