アメリカのトランプ大統領が日本時間12日未明にホワイトハウスで会見を行い、15日に予定されている米ロ首脳会談で「プーチン大統領に戦争の終結を求める」と述べました。さらに、「プーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領との会談も設定したい」と語りました。
■トランプ氏「最初の2分で分かる」
「プーチンと会談を行い、その会談の終わりに、いやおそらく最初の2分で取引ができるかどうかを正確に知ることができます。それが私のやり方です。私は取引をするのです。プーチンに戦争を終わらせなければならないと伝えます」
トランプ大統領は、戦いあう当事者同士の直接会談もセットすると豪語しました。
「次の会談はゼレンスキーとプーチン、あるいはゼレンスキーとプーチンと私になるでしょう。必要なら私もそこにいますが、2人のリーダーと会談を設定したいと思います」
バンス副大統領も、アメリカのFOXニュースのインタビューで、「どちらかが有利になることはない」と話しました。
「ウクライナ人とロシア人が比較的平和に、殺戮(さつりく)がなくなるような解決法を探っていきます。それは誰もが満足するものにはならないでしょう。ロシアもウクライナも不満を抱くかもしれません」
■トランプ氏“領土交渉”仲介すすめる?
会談は刻一刻と迫っていますが、前線での衝突は激しいまま。ロシア軍による攻撃で、高齢女性が全身泥だらけになりながら救助されています。
ウクライナ当局によると、ロシア軍によるウクライナへの攻撃で10日に6人が死亡、数十人が負傷しました。
トランプ大統領
「ロシアはウクライナの非常に重要な領土を占領しています。主に海岸を奪いました。不動産業界では海岸沿いの物件と呼びますが、最も価値のある物件です」
ロシアは2022年、ドネツク、ルハンシク、ヘルソン、ザポリージャの4州の併合を一方的に宣言し、現在その大部分を実効支配しています。
その“領土の割譲”を停戦条件とするロシアに対し、ウクライナ側は…。
ゼレンスキー大統領
「ロシアは要求に応じずに、殺戮をやめようとはしません。模索しているのは、ウクライナを殺す方法だけなのです。私たちはアメリカと協力しています。真の和平を確保する方法について、毎日話し合っています。ロシアはアメリカを欺こうとしています。我々はそれを許しません」(10日)
■プーチン氏侵攻やめず?米ロ首脳会談迫る
EUのカラス外交安全保障上級代表は、ウクライナ抜きの“頭越しの交渉”は認められないと警告しています。
「ウクライナと欧州全体の安全保障に関わる問題であり、米ロ間のいかなる合意にも、ウクライナとEUが含まれなければなりません」
会談の場所はアメリカのアラスカ州。158年前にロシアからアメリカに720万ドルで売却された場所で、ウクライナ侵攻以降、ロシア国内からは「アラスカ奪還論」も出ていました。
ロイター通信によると、ロシア大統領府に近い関係筋はこう話しているといいます。
「プーチン大統領は、望む結果が得られるまで戦い続けるだろう。食欲は食べることで湧いてくる」
米ロ首脳会談に先立ち、欧州首脳が13日にオンライン会合を実施することも分かりました。
ロシアに対する圧力を強める方法やウクライナ領を巡る問題を協議。ロイター通信によると、その直後にトランプ大統領とオンライン形式で会議をする予定です。
(「グッド!モーニング」2025年8月12日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
迫る米ロ首脳会談 トランプ氏「プーチン氏とゼレンスキー氏の会談も設定したい」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年8月12日)
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