衆参ともに“少数与党”となって初の国会論戦ですが、石破総理の野党対応に、これまでとは少し違った様相が見られます。
■石破総理 立憲に“歩み寄り”
立憲民主党 野田佳彦代表
「石破政権に対して国民はNOという意思表示をしたと。参院選で示された民意を踏まえて、これまで言ってきたことは政策を修正して、反省をして、与党と野党と協議をして、ある種、君子豹変(ひょうへん)してでも比較第1党の責任を果たしていくということがない限り、続投は民意を無視した居座りにしか私は見えない」
選挙で敗けても議席数は最も多い、石破自民党。2番手につける立憲民主党が呼び掛けたのは、与野党協議です。政治改革では。
立憲民主党 野田佳彦代表
「我々は企業・団体献金の禁止を言っている。比較第1党と比較第2党が真摯に協議して結論を得る。私と総理でひざ突き合わせて協議して合意をしていく。そういう作業をする気はありませんか?」
野田代表からの提案に、石破総理は。
石破茂総理大臣
「そのようにさせていただきたいと思います。第1党・第2党が党首同士で真摯な議論をすることに大きな意味はあると思っています」
2人の接近。選挙で訴えた物価高対策でも。
立憲民主党 野田佳彦代表
「あの給付金はまだ実現しようとするんですか?するんですか?あのまんま。公約したけど、民意で否定されたことを、あの給付金をあのまま実現しようと、これからも自民党は続けるんですか?」
石破茂総理大臣
「私、野田代表の話を直接、演説現場で聞けるはずもないので、テレビで見ているだけでございますが、問題意識は共通してるところはたくさんあるんだろうと。そこに必ず接点があるはず。第1党・第2党だけでものを決めるわけではございませんが、それだけのご支持をいただいている責任というものは、私どもは共有をしてまいりたいと」
野党が訴えた減税や、給付付き税額控除を協議していく考えを表明。さらに、ガソリンの暫定税率の廃止についても、先週、与野党で合意した通り、今年中の実施に努めると明言しました。
■国民・玉木氏は“対決”姿勢
比例の得票数で他の野党に抜かれ、踏ん張りどころの立憲が話し合いを呼び掛けたのに対し、国民民主党はストレートに切り込みます。
国民民主党 玉木雄一郎代表
「そもそも総理、いつまで続投されるんですか。続投するなら、どういう理由をもってするのかを、国会において国民に対して説明をいただきたいと思います」
進退を問われた総理が持ち出したのは、トランプ関税です。
石破茂総理大臣
「日米合意は、私どもの政権においてアメリカと交渉を続けてきたもの。事業者さんが、このことによって不当な不利益を受けないか、きちんと見ていかねばならない。それがいつまでかということは今断定はできません」
■『副首都構想』に一定理解
本拠地・大阪を中心に連立入りを望む声が上がる、日本維新の会。副首都構想を総理にぶつけました。
日本維新の会 岩谷良平幹事長
「多極分散型の日本にして、都市の成長が日本全体の成長を引っ張る、副首都構想というのをやるべきだと思いますけれども、総理の率直な今のお考え、お聞かせ願いたいと思います」
石破茂総理大臣
「それは首都直下型地震にしても南海トラフにしてもそうですが、起こるか起こらないかじゃなく、いつ起こるかの話ですから、首都機能というものを代替できるものは必要なんだと思っています」
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
立憲に“接近”か 選挙後の論戦に見えた石破総理の“変化”玉木代表は“対抗”姿勢【報道ステーション】(2025年8月4日)
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