7月の参議院選挙を受けた臨時国会が1日に召集されました。衆参両院で少数与党になってから初めての国会。攻勢を強める野党に、与党は一層の譲歩を迫られています。
■初当選の議員が次々 何語る?
午前8時開門と同時に参議院の新たな顔ぶれが続々と姿を見せました。
無所属(立憲会派)泉房穂参院議員
「頑張るぞっていう感じ。働きますって感じですね。特に減税に関しては超党派での新しい動きは作る予定。どんどん変えていかないとね。古い政治さよならって感じ。たたかれるかな?こんなこと言ったら」
大逆風の中、東京でトップ当選した自民党の鈴木大地議員。
自民党 鈴木大地参院議員
「いつもスニーカー履いてるんですけど、今日はさすがに革靴。58年間違う世界にいたので、そういったところを生かせる活動をしていければと思う」
参議院で初めて議席を獲得した日本保守党。
日本保守党 百田尚樹代表
「暴言コンビです」
日本保守党 北村晴男参院議員
「暴言コンビじゃないです。国会の舞台で自分のやれることをやる。そういう日が来たんだなという気持ち」
今回の参院選で14人が当選。大躍進となった参政党は神谷代表と共に集団で登院です。
■ガソリン減税 与野党協議スタート
初登院に“華やぐ国会”。そんな中、政治は慌ただしく動いていました。野党7党が共同で提出したのは『ガソリン税の暫定税率を廃止する法案』。暫定としながら半世紀以上続いてきた1リットルあたり25.1円の税率を廃止するというもので、その時期は11月1日と明記されています。参院選直後の臨時国会で、法案の提出は異例です。
立憲民主党 重徳和彦政調会長
(Q.原案通り実現できそうか)
「当然、それを前提とした協議をしたい」
(Q.絶対に一歩も引かない構えか)
「当然です」
ガソリン減税は実現するのでしょうか。与野党の実務者協議に現れたのは、自民党の税調トップ・宮沢洋一氏です。『自民党税制調査会』とは、あらゆる税制に強い権限を持つ絶対的な自民党の組織で、総理大臣も口が出せない“聖域”と言われていました。実際に、ガソリン減税をめぐっては、去年12月に自民・公明・国民民主の幹事長間で「廃止」で合意したにもかかわらず、税調は一貫して慎重姿勢を示しました。
自民党 宮沢洋一税調会長(去年12月)
「税というものは、やはり基本的に理屈の世界でありますから、しっかり理屈を伴ったものでなければ。財源問題というものは切り離せない」
そして、先の通常国会で野党は法案を提出しましたが、与党が過半数の議席を持つ参議院で廃案となりました。しかし今は、参議院でも過半数割れに。与党は不利な状況に追い込まれています。協議後、与野党が共同で会見を開きました。
立憲民主党 重徳和彦政調会長
「今回、明確に(自民の)宮沢会長から話があったのは、政府に対して合意に沿った検討をするよう指示をしたということ」
自民党税調幹部 後藤茂之衆院議員
「財源の問題も加わっていること等もありますから、合意の上、できる限りに早期に、早い時期に実施するという方向で」
(Q.財源が見つからない中で、かなり慎重姿勢を見せてきたが)
「これまでも自公維の協議等、我々として誠心誠意、丁寧に丁寧に議論を重ねてきたつもりでもあります。その後、選挙があって民意もひとつ示されたところで新たな仕切りになっていることは、政治家として政治的に受け止めている」
ただ、この臨時国会は1日を含めてわずか5日間。今後、週1回のペースで協議を続け、次の秋の臨時国会での成立を目指します。
■連立は?玉木氏「政局見定め」
勢いづく野党。中でも参院選で議席を大幅に増やした国民民主党は臨時国会初日から街頭に立ちました。
国民民主党 玉木雄一郎代表
「対決より解決なんです」
政策実現のため、時に与党との連携も辞さなかった玉木代表。今後“連立入り”という可能性もあるのでしょうか。
国民民主党 玉木雄一郎代表
(Q.ガソリン減税など、自公が国民民主の政策をのんだ場合、連立に入る可能性は)
「その時の自民党の総裁が誰なのかまだ分からないので何とも言えませんけど、我々としては公党間の約束は守っていただきたいと。守れないのであれば、現時点では守れてませんので、厳しい態度で臨まざるを得ないというのが今の立場です」
(Q.次の政権ではあり得るか)
「次の政権になるかどうか分からないので、今は自民党内政局を慎重に見定めていきたい」
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
“法案提出”“共同会見”“街頭演説”少数与党の臨時国会“異例尽くし”の召集【報道ステーション】(2025年8月1日)
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