自民党は両院議員総会を来月8日に開催する方針を固めました。続投に強気な姿勢を崩さない石破茂総理大臣に「辞めない総理は強い」という見方が出ています。
■石破降ろしも続投意志“かつてなく強固”
「石破降ろし」の声は30日も聞かれました。
自民党 山田宏参院議員
「臨時の総裁選を実施すべきという決議を上げるための、両院議員総会であるべきだ」
総裁選の前倒しを求める反石破派の議員たち。戦いの場は、来月8日で調整が進む両院議員総会です。
先日の両院議員「懇談会」とは違い、今回の「総会」は党の正規の議決機関のため、強気の姿勢を崩していません。
山田議員
「総会で可決された政治的重みは非常に大きいと踏まえる必要が出てくる」
決議に拘束力はありませんが、退陣を促す力になると考えているようです。過去には…。
自民党 森喜朗総理(当時)
「日本の国、天皇を中心とする神の国」(2000年5月)
2001年、相次ぐ失言や不祥事で内閣支持率が8%台に落ち込んだ当時の森総理に退陣論が噴出。森元総理は当初、続投の意思を固めていましたが、両院総会の開催が迫るなか、退陣を余儀なくされました。
ただ、石破総理の続投意思は、かつて例がないほど固いと政治ジャーナリストの後藤謙次氏はみています。
「(総会で)総裁を辞めさせるという規定は、自民党の党則にない」
総会について、自民党の党則は「党の運営及び国会活動に関する特に重要な事項を審議決定する」と定めていますが、総理退任に関する規定はありません。
しかも、党の総務局によると、少なくとも2000年以降、重要事項を決めた例はないといいます。
「政権を持つ人が辞めないと言えば、降ろせない。『辞めない総理は強い』というのが権力闘争の鉄則」
■総理続投理由の「災害対応」現実に
さらに、石破総理には続投の大義名分もあります。
石破総理
「あす起こるかもしれない自然災害への対応。政治には一刻の停滞も許されない」(21日)
国民民主党 玉木雄一郎代表
「大災害が起こるかもしれないと、いつまでたっても辞められない。本当にそんなことを言ったのか」(21日)
参院選大敗の翌日、「災害対応」を続投の理由に挙げた石破総理。30日の津波警報を受け、対応に追われることになりました。
自民党 鈴木宗男参院議員
「石破総理が『災害等いつあるか分からない』『政治空白は許されない』と発言したが、あの強い決意は間違っていなかったと感じた」
後藤氏
「過去に何度も政変劇の最中に大地震・台風などがあって、途中で頓挫した例はいくつでもある。一番大きいのは、阪神・淡路大震災」
1995年、社会党の村山富市総理(当時)を退陣させようとした「村山降ろし」は、阪神・淡路大地震で立ち消えになり、2011年、民主党の菅直人総理(当時)の「菅降ろし」も、東日本大震災で勢いを失いました。
石破総理は丁寧に説明を続け、続投への理解を重ねて求める考えです。
(「グッド!モーニング」2025年7月31日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
迫る両院総会 石破おろしも続投意志“かつてなく強固”「辞めない総理は強い」専門家【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年7月31日)
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