ニューヨーク・マンハッタン中心部のオフィスビルで28日、銃撃事件が発生し、4人が死亡。容疑者は自ら命を絶ちました。容疑者は、侵入したビルに本部を置くNFL(ナショナル・フットボールリーグ)に対して、不満があったのではないかと現地メディアが報じています。
■NY中心部で銃撃 4人死亡
現場は、マンハッタン中心部「ミッドタウン」と呼ばれる地区。観光客もオフィスで働く人も大勢行き交う場所です。
近くで働く人
「無事を確認する母からのメッセージで事件を知りました。発生現場の住所を見たら、すぐ隣のビルで驚きました」
金融会社や投資ファンドなど、世界有数の企業が入る44階建てのオフィスビルで何が起きていたのか。ニューヨーク市警によると、1人の男がビル横の路上に黒のBMWを止め、ビルに向かっていきました。その様子が監視カメラに映っています。シャツにジャケット、サングラス姿の男。右手にはライフルが堂々と抱えられています。時刻は午後6時半ごろ。後ろの歩道には多くの人が行き交っていました。
ニューヨーク市警 ティッシュ本部長
「ビルの警備カメラの映像では、容疑者はロビーに入って右に向くと警察官に発砲。柱の陰に隠れた女性を銃撃して、発砲しながらロビーを通り抜けました。エレベーターホールに移動後、机の裏に隠れた警備員を撃ちました」
そして男はエレベーターに乗り33階へ。
ニューヨーク市警 ティッシュ本部長
「容疑者は不動産管理会社の入る33階に上がると、乱射しながらフロアを移動。そこでは1人が撃たれ死亡しました。容疑者は通路に出て、自分の胸を撃ちました」
近くで働く人
「職場がすぐ近くなのでショックです。あのサイズの銃を手に街を歩いていたなんて信じられません」
5人が撃たれ、そのうち4人が死亡しました。犠牲者の1人はニューヨーク市警の警察官でした。
ニューヨーク市警 ティッシュ本部長
「NY市警、ディドゥラル・イスラム巡査。36歳で勤務歴は4年です。イスラム巡査には2人の息子がいて、妻は第3子を妊娠中でした」
■メモに犯行動機か…“NFLへの不満”
自ら命を絶ったシェイン・タムラ容疑者。ラスベガス在住の27歳です。タムラ容疑者は26日に車でラスベガスを経ち、大陸を横断。事件当日の夕方、ニューヨークに到着していました。銃の携帯許可証を所持し、重大な犯罪歴はなかったといいます。
CNN
「容疑者の動機とみられる新たな詳細が判明しました。警察関係者の話では、容疑者はNFLによるCTEへの対応に不満を示唆する文面を持っていました」
CTE(慢性外傷性脳症)。頭部への度重なる衝撃が原因とされる脳の疾患です。容疑者のポケットには、これを患っていたと書かれたメモが残されていたといいます。高校時代、フットボール選手として活躍していたというタムラ容疑者。現場のビルにはNFLの本部が入っています。重傷を負った唯一の生存者はNFLの従業員でした。ただ、本部のあるフロアには立ち寄っておらず、亡くなった4人はNFLとは関係がないとみられています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2025
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
メモに動機か“NFLへの不満”ライフルを手に…NY中心部で銃撃 4人死亡【報道ステーション】(2025年7月29日)
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