石破茂総理大臣の退陣を求める動きが自民党内で続いています。24日は「ポスト石破」として名前が挙がる高市早苗氏の地元・奈良県連が、党の刷新を求める意見書を提出しました。
■加速する「石破おろし」 狭まる包囲網
24日、アメリカとの関税交渉を担った赤沢亮正経済再生担当大臣から報告を受けた石破総理。
参院選で惨敗したなか、続投の理由の一つに挙げていた関税交渉が一区切りついたことで、改めて自身の進退について聞かれるとこう話しました。
「私と(トランプ)大統領との間で、この合意を確実に実施をしていくことが重要であります。今回の合意を受けて、国内の事業者・関連産業・働く人の不安を払拭するよう、引き続き全力を尽くしてまいりたい。私からは以上です」
「(Q.進退については?)…」
関税交渉の成果を強調し、続投への意欲を示した石破総理。24日午後、総理官邸で都道府県議会の議長らと懇談しました。
「地方の皆様の声を丁寧に聞きながら、一つひとつの課題に必要な対応を行ってまいります」
懇談会に出席した人はこう話します。
全国都道府県議会議長会 蔵内勇夫会長
「(Q.進退に関わる話は?)一切ありません」
石破総理が続投を表明していることについて、聞かれるとこう答えました。
蔵内会長
「きょうは政治の話はやめておきます」
石破総理は参院選で当選した自民党の鈴木宗男氏とも会談しました。
「凛(りん)としていました。総理は一にもニにも国益と国民生活を守ると、政治空白を作ってはいけないという強い信念を私は感じました」
しかし、石破総理への包囲網は日に日に狭まっています。
自民党 奈良県連 井岡正徳幹事長
「石破総裁の辞任を求める声が数多く、県内の党員から寄せられております。党本部役員の英断をもって、刷新をはからせていただきたいと意見書を送った次第です」
自民党奈良県連は参議院選挙の結果を受けて、石破総裁の退陣を含めた「党の刷新」を求める意見書を党本部に提出しました。
奈良は「ポスト石破」として名前が挙がる高市早苗前経済安全保障担当大臣の地元でもあります。
井岡幹事長
「(Q.石破総理への退陣要求?)そう受け取っていただいて結構です」
■辞任する?しない? 野党も動向注視
「石破おろし」の声は北海道からも聞かれました。
参院選に自民党から出馬し再選を果たした前北海道知事の高橋はるみ氏はこう話しました。
「選挙は結果責任。私自身としては、やはりしかるべきタイミングのしかるべきご判断ということが、あるべきだと思います」
党内から退陣論が強まる一方、SNSでは「# 石破やめるな」の投稿が広がっています。
「まだ頑張ってほしいな。自民党は嫌いだが、石破氏は嫌いではない」
「自分たちの党首をボロカス言う自民党の方々は、日本のことをちゃんと考えているんでしょうか?」
投稿者の中には、参院選で初当選した野党である社民党のラサール石井氏もいました。
「ここ最近の自民党の総理では一番まとも」
辞任するのかしないのか、野党も動向を注視しています。
24日にテレビ朝日の番組に出演した立憲民主党の小川淳也幹事長と国民民主党の玉木雄一郎代表は、石破総理の進退についてこう述べました。
小川幹事長
「これだけの大敗の結果をきちんと形にしないのは、あり得ないだろうと思ってますので。なぜ(退陣を)否定されたのか、どういう思惑があるのか、いぶかしい思いで見ています」
玉木代表
「まるで選挙がなかったかのような振る舞い。永田町のルールというか、ご都合主義でやっていて。民意を無視しているように見えてしまうのが、やはりあの選挙は何だったのかなと多くの国民が思っていらっしゃるんじゃないかと思います」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年7月25日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
加速する「石破おろし」 石破総理の続投いつまで?進退どうなる? 狭まる包囲網【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年7月25日)
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