子どもたちに懐かしい遊びを体験してもらおうと、「めんこ遊び」の復活に取り組む商店街がある。子どもから大人まで世代を問わず真剣勝負する姿があった。
■「めんこ大会」開催 主催者の思いとは…
東京・荒川区の「ジョイフル三の輪商店街」。地域の人の交流の場となっている「縁処 三ノ輪新開地」で23日、「めんこ大会」が開催された。
小学3年生
「楽しみって感じ」
「(Q.緊張と楽しみどっちが勝っている?)楽しみ」
小学3年生から67歳までの世代を超えた7人がエントリーし、総当たり戦で順位を競う。
小学5年生 琉正さん
「(Q.きょう初めて?)うん、きのう練習した」
小学5年生の琉正さんは、親に勧められ、参加を決意したという。
琉正さんの父親(39)
「知らない子たちと、まとまって遊ぶ機会もなかなかないんで、いい交流になれば」
大会のルールは、交互に1枚ずつ投げてゆき、自分と相手のどちらのめんこでも先に裏返したほうが勝ちとなる。
ほとんど経験がない「めんこ」に夢中になる子どもたち。
歳の差34歳の対決も…。
参加者(43)
「(Q.勝ちましたね)大人の意地を」
なぜ、めんこ大会を開催したのか?主催者の松田進さん(75)に話を聞いた。
「今の子は遊ぶ場所もないし、ゲームとか高いですけど、めんこは一番安く遊べるので」
1950年(昭和25年)生まれの松田さんは、小学校に入ると野球やチャンバラ、そして何よりめんこに夢中になった。
「友達と2~3人で、きょうはどこまで行こうかという感じで(めんこの)遠征しに行ったり」
学校が終わると遠くまでめんこをしに出かけ、初めて会う子とも、すぐに仲良くなれたという。
縁処 三ノ輪新開地
鬼塚佳代子代表
「『めんこやる?』って、見ず知らずの相手に声をかけて、なんてすてきなんだろうと思って。今じゃ考えられないですよね」
松田さんから当時の話を聞いた「縁処 三ノ輪新開地」代表の鬼塚さんが協力し、今の時代に、めんこ遊びを復活させようと大会を開催したという。
松田さん
「(Q.めんこはもっと大きいイメージ)たまたま私が遊んでいた時が、このサイズ」
「(Q.何で忍者なんですか?)忍者ブームだったんですよ」
めんこは、当時の絵柄を参考に自分たちで作り、店頭販売し、めんこ遊びの復活に取り組んでいる。
大会は、小学3年生と43歳の参加者が、5勝1敗で同率優勝となった。
初めてめんこに挑戦した琉正さんも…。
「楽しかった」
「(Q.何回勝てましたか?)3回」
■めんこ…地域で様々な呼び方が存在
めんこの名前の由来を見ていく。
めんこは漢字で書くと、お面の「面」に子どもの「子」で「面子」と書き、めんこを子どもたちに普及する活動を行う東京めんこ同好会によると、「面を打つ」という動作から来た説や人の顔を意味する「面」と小さいものを表す「子」を組み合わせた、など様々な説があるそうだ。
また、地域によって様々な呼び方があるようで、柳澤秀夫さんの地元、福島県では「ぺった」、中室牧子さんの地元の関西地方では「べったん」、大下容子アナウンサーの地元、広島では「パッチン」と言うそうだ。
今回のメンコ大会を主催した松田さんは、こうした対面で対戦することが大切だという。
「今の子どもたちが大勢で遊ぶ機会が少ないなか、めんこ遊びを通して、ルールを守ることやコミュニケーション能力、協調性を学んでもらいたい。対面で遊んで、勝ち負けにこだわることで、くやしさや勝つ喜びを知ってほしい」と話した。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年7月24日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
令和時代に「めんこ」復活 子どもからお年寄りまで夢中に…世代間交流も【ワイド!スクランブル】(2025年7月24日)
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