14日、徳島自動車道で、高速バスとトラックが正面衝突し、2人が死亡した事故。タイヤのトラブルが原因ではないかとの証言が出てきました。
発生直後の画像を見ると、左車線を走っていたはずのトラックが、センターラインを超えて、対向車線にはみ出していました。
事故直後、バスの運転手は無線機を使って営業所に連絡し、事故の状況を話したそうです。バス会社の聞き取りに、運転手は、こう話しました。
高速バスの運転手(39)
「相手方のトラックのフロントタイヤがバーストしたように見えて、その後、センターラインをはみ出して、バスに向かってきた。右にハンドルを切ったが、避けきれず、正面衝突した」
バーストは、走行中に、突然、タイヤが破裂する現象です。
バーストが起きると、急にハンドルが取られ、車の制御が困難になります。
JAFによりますと、高速道路で最も救援依頼が多いのが、パンクやバーストだといいます。実験を行ったところ、空気圧が低いと、バーストにつながりやすいという結果が出ました。
事故となった要因は、ほかにもあります。
今回の現場は、“暫定2車線”と呼ばれ、初期投資を抑えるために、片側1車線で開通させた高速道路です。
国土交通省によりますと、こうした暫定2車線の高速での死亡事故発生率は、片側2車線以上の約2倍になるといいます。現場は、対向車線との間にラバーポールが立っているだけです。
暫定2車線でも、より強度があるワイヤーロープの設置された区間もあります。ただ、現場のような橋の上やトンネルは、構造上、ワイヤーロープの設置が難しいそうです。
警察は15日、トラックを所有する会社を過失運転致死傷の疑いで、捜索しました。この会社は、鉄塔の基礎工事などを請け負っています。
事故にあったトラックも、工事で使う重機を運んでいたようです。クレーンは、バスの車内を貫いていました。
今回、トラックのタイヤが、本当にバーストしたのかどうかも含め、警察は、事故の詳しい原因を調べています。
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
直前に“タイヤ破裂”か…トラック所有会社を捜索 徳島道2人死亡事故【報道ステーション】(2025年7月15日)
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