アメリカのトランプ大統領が、ブラジルに対して「相互関税」の税率を50%に引き上げると表明した。一方、ブラジルのルラ大統領は、報復関税を課す可能性を示唆している。
■「とても上手な英語だ」トランプ氏の発言が波紋
ホワイトハウスで行われた、トランプ大統領とアフリカ5カ国の首脳会談。その中でトランプ大統領がリベリアのボアカイ大統領を称賛する場面があった。
ボアカイ大統領
「私たちは、この地域の平和と安全のために米国と協力したいと考えている。なぜなら、私たちはそのために全力を尽くし、このような機会を与えてくださったことに感謝している」
この英語での発言に、トランプ大統領はこう称賛した。
「とても上手できれいな英語だ。どこで学んで、これほどきれいに話せるようになったんだ?」
リベリアは、アメリカで解放された奴隷たちが入植して独立した国だ。
ボアカイ大統領は、公用語が英語であることには触れず、笑顔で対応した。しかし、リベリア国民からはトランプ大統領の発言に不快感を示す声が上がった。
リベリア国民(CNNニュースから)
「我が国は英語圏なのに侮辱された気分だ」
「トランプ氏は、いまだにアフリカ人を無学な村人と見なしているように感じる」
CNNは、ナイジェリアの記者と中継を結び、こう解説している。
ナイジェリアのCNN記者
「とにかくトランプ大統領に気に入られないと、交渉はまとまらないことをアフリカの首脳は知っているのです」
■ブラジルに関税50% 貿易黒字なのになぜ?
こうしたなか、トランプ大統領はSNSで、ブラジルからのすべての輸入品に8月1日から50%の関税を課すと発表した。
「ブラジルとの貿易は、我々にとって全く良いものではなく、本日中にブラジルの税率を発表する」
トランプ大統領は、アメリカの貿易赤字解消が急務だとして、各国に高い関税を課している。
アメリカからみてブラジルは貿易黒字国で、4月に提示した関税率も最も低い部類の10%だった。しかし、今回その5倍の50%という最高税率に引き上げたのだ。
その背景には、トランプ大統領と親交が深いブラジルのボルソナロ前大統領が、2022年の大統領選の結果を覆すためにクーデターを企てたとして起訴されたことにあるという。
ブラジルのルラ大統領は、アメリカの動きに対し、報復関税を示唆した。
「世界は皇帝を望んでいるのではない。各国に主権があり、もしアメリカが関税を課せば同じことをする権利がある」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年7月11日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
ブラジルに50%の関税 貿易黒字なのに…なぜ? ルラ大統領が報復関税を示唆【ワイド!スクランブル】(2025年7月11日)
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ