今、金(ゴールド)だけではなくプラチナの価格も高騰しています。1カ月余りで4割以上急騰し、実に11年ぶりに高値を更新しました。背景には中国の爆買いがあるようです。
■買い取り店で「高く売れた」
10日、都内の買い取り店では、プラチナのネックレスを売りに来た客の姿がありました。
査定員
「こちら検査させていただきまして、素材がプラチナです。こちらの金額が3万5000円」
客
「想像よりはるかに高かったです」
こちらは、別の客が持ち込んだプラチナ製の指輪とピアス。合わせて4万5000円の値が付きました。
買取大吉 松本和也査定員
「以前より(プラチナの)持ち込みが多少は増えたような感じはしますね。想定より高くついたなという反応をいただけるお客様もいらっしゃいます」
■プラチナ4割以上急騰 11年ぶり高値
一方、こちらは中国。高級車から出てきた男性が手に持つのはプラチナの延べ板です。
中国ではプラチナを身に着けてSNSに投稿する人が急増。指輪やブレスレット、イヤリングなど、さまざまなプラチナ製の装飾品の映像が投稿されています。
プラチナを求め、宝飾店には大勢の客が詰めかけています。
中国メディアによると
「金を取り扱っていた店舗が金を取り下げてプラチナだけを販売する店が増えています。一部のプラチナ製品では供給が追いつかない状況になっています」
金よりも希少性が高いプラチナですが、近年、金が高騰する一方で価格が低迷していました。しかし、5月から1カ月余りで4割以上急騰し、およそ11年ぶりの高値を付けました。
楽天証券 コモディティアナリスト
吉田哲氏
「中国で貴金属を買うという文化がありますが、高い金を買うよりは安いプラチナを買ったほうが安いコストで購入できるので、中国の個人の需要が短期的に増えていることが価格の短期的な反発の大きな要因になっていると思います」
宝飾品の他にも自動車の排ガスの浄化装置や水素関連技術など、産業用途にも広く使われるプラチナ。ロシアが世界2位の生産量を誇りますが、ウクライナ情勢の長期化で、需給が逼迫(ひっぱく)していることも高騰の要因だといいます。
吉田氏
「プラチナについては産業用途が多いということで、これによって世界の景況感の影響を受けやすいという点があります。景況感が悪化した場合は需要が減るという連想から短期的に価格の下落が起きると言えると思います」
(「グッド!モーニング」2025年7月11日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
プラチナ4割以上急騰 11年ぶり高値 「金」の代わり中国人爆買い【グッド!モーニング】(2025年7月11日)
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