不安定な国際情勢を背景に金の価格が高騰を続けています。開発が止まったまま放置されてきた日本の金山が今、世界中から注目されています。
■「黄金の国ジパング」再び?
JapeX(採掘会社)幹部
「(Q.静狩金山で金がとれる?)現在の技術や知識があれば、再び掘る価値があります。静狩金山で金を探すというのは、夢があるのではないかと思っています」
北海道長万部町と黒松内町にまたがる旧静狩金山。明治期に発見され1918年から、本格的な採掘が始められました。これまでの金の総産出量は5089キログラム。現在の価値でおよそ854億円に上ります。
その豊富な産出量から「金湧く静狩」と呼ばれていました。1943年には閉山していますが、金がまだ掘り起こせる可能性があるとして、試掘権を取得したのがオーストラリア企業の子会社であるJapeXです。
■最新技術で「まだ掘れる」
番組は日本の金山を狙う理由について、企業の幹部に直接話を聞くことができました。
「我々が目をつけた理由は、あまり人が住んでいなくて、ほとんどが森林だからです。周りに何もないという条件を満たしたのが、旧静狩金山だったのです。最新技術で、より効率的に金を見つけられるようになったのです」
かつては届かなかった100メートル以上の深い地層まで掘ることができるようになり、さらに金の価格が高騰しているため、採算ラインに乗る勝機を見いだせるようになったと説明します。
■住民不安も「きちんと対応」
ただ、去年7月に行われた住民説明会では参加者から、環境汚染の懸念から反対の声が上がりました。
「この川は黒松内の宝。黒松内町の未来にとって、何もいいことはない。採掘に向けた取り組みは一切やめていただきたい」
天然のアユが取れることでも知られている町内を流れる朱太川。汚染を心配する声に対し「心配はない」とJapeX側は主張しています。
JapeXの親会社の会長
「私たちも最初から水と環境を心配していました。住民から強い反応があったと捉えています。それに対して、きちんと応えていきたい」
説明会以降、試掘は行われていませんが、JapeX幹部は今後の開発に意欲をにじませました。
「引き続き、旧静狩金山に興味を持って進めていこうとしています。地元の町長選挙が今年の1月にあって、選挙に今回の事案を利用されてしまうと、公平ではないということで先延ばしにしていました。2回目の説明会は年内にはしたいと思っています」
(「グッド!モーニング」2025年7月1日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
「黄金の国ジパング」再び?金山に注目 外資が試掘権取得「最新技術でまだ掘れる」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年7月1日)
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