26日は活発な前線の影響で、全国のおよそ20地点で6月の観測史上1位という強い雨になりました。関東では昼ごろまで青空が見えていましたが、帰宅時間にはゲリラ雷雨となった所もありました。
■下校時間を襲った激しい雨 頭にビニール袋も
26日、最高気温32.9℃を観測した埼玉県熊谷市。昼間は強い日差しが照りつけ、ミストで涼む人たちも目立っていましたが、午後3時半をすぎると突然、強い雨が降り始めました。
突然の雨に、急いでカッパを着る人。さらに、カッパ代わりにビニール袋を頭からかぶっている人もいました。
そして雷も。その後、雨は激しさを増し、強烈な雷雨となりました。
下校時間を襲った激しい雨。駅前には、濡れながら帰路を急ぐ多くの人がいる一方、駅で動かずに待つ人もいました。
傘を持っていない人
「今からお母さんが迎えに来てくれる。(雨が激しいから)大丈夫かな」
バスに乗る人
「最寄りのバス停まで帰って、そこに迎えが来ているので、それで帰る」
熊谷市に隣接する東松山市。お昼前は雲の間から青空も見えていましたが、午後3時半ごろには上空に雨雲が広がり、激しい雨で辺りは白くなり視界は一変します。雷も光り出すなか、走る車はヘッドライトをつけています。
この時の雨雲の動きを見てみると、埼玉県の北部には雷の発生を示すバツ印と落雷を示す四角い印が付いています。
雷が多発した加須市では午後4時をすぎて天気が急変。空が一気に暗くなり、雨粒が激しく打ち付けています。
住民
「急に降ってきたので驚いている。怖さがありますよね。落ちるんじゃないか」
「(Q.雷が)はい」
■波打つ橋に…冠水 6月観測史上1位の所も
西日本では朝から強い雨が降りました。鳥取では3時間の雨量が52.5ミリと、6月の観測史上1位を観測しました。
大阪では、坂道を激しく流れる雨水。道路は冠水し、まるで川のようになっています。
動画の撮影者
「見たことのない量の水が坂を落ちて行ってて、下に国道が走っているんですけど、国道を走る車も冠水するくらいの勢いで流れていて、すごく恐怖を感じました」
京都・舞鶴市でも、道路があっという間に冠水。車が水しぶきをあげながら走ります。
「やばい、やばい。やばい、もう(水が)入ってきた。やばい、やばい」
別の動画では、辺り一面が奥まで水につかっています。
「長靴が水浸しになりました。超絶冷たいです。短時間でこの雨量はさすがに経験したことがありません」
大雨の影響は岐阜でも…。
岐阜県垂井町では、川に架かる橋が波打つように大きくゆがんでいます。元の姿と比べると、その差は一目瞭然です。大雨による川の増水が影響した可能性があり、復旧のめどは立っていません。
強い雨は北日本でも…。青森の野辺地では1時間の雨量が6月の観測史上1位となる40.5ミリを観測しました。
突然の雨に、小屋の馬たちも首をひっこめます。
動画の撮影者
「バケツをひっくり返したみたいな雨が降ってきて、ワイパーを一番早いのにしても追いつかないくらいの量で危険だなと思ったのでコンビニに車を止めた」
■危険な暑さ 熱中症搬送続出
一方、関東では東京で3日ぶりの真夏日になるなど、熱中症の危険も…。
埼玉の病院には26日も熱中症とみられる患者が搬送されました。運ばれてきたのは70代の女性。意識ははっきりしていますが、動けず。体温は38℃を超えていました。
医師
「冷房使っていないんですか?」
患者
「冷房かけると寒いんです」
埼玉慈恵病院 藤永剛副院長
「部屋の中はかなり蒸し暑かった。高い熱を出して動けなくなっているといったら、やはり熱中症の疑いの1つになる」
熱中症患者は梅雨入り後も後を絶ちません。
今月中旬、6月にもかかわらず全国各地で記録的な高温になった日本列島。東京では46年ぶりに8日連続の真夏日を観測しました。
こうしたなか、6月の異常な暑さが地球温暖化によるものだという、最新の分析結果が明らかになりました。
東京大学 大気海洋研究所
今田由紀子准教授
「大変なことになっているなと。温暖化の新しいステージと言っても過言ではない」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年6月27日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
波打つ橋に…道路冠水 全国各地でゲリラ雷雨 6月観測史上1位の激しい雨も【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年6月27日)
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