26日は活発な寒冷前線の影響で、列島各地で激しい雨となりました。全国22地点で6月の観測史上1位の雨となり、冠水や列車の運転見合わせも相次いでいます。
関東や東北地方を中心に夕方から激しい雨が降り始めました。大雨だけでなく雷も…。
男性
「急に降ってきたので驚いている。怖さがありますよね。落ちるんじゃないか」
(Q.雷が)
「はい」
ここまでの大雨となったのは、列島を進む前線や低気圧に向かって、南西方向からの非常に暖かく湿った空気に加え、熱帯低気圧が運んできた湿った空気も流れ込んだためです。大気の状態が非常に不安定となったことで、西日本から北日本の各地で局地的な激しい雷雨となりました。
連日の大雨で、岐阜県の地蔵橋では橋桁が大きく曲がりました。急な増水が原因という可能性が指摘されています。また、関西の市街地で確認されたのは冠水です。急激な冠水は思わぬ事故や被害を及ぼしかねません。
柏市上下水道局 今井景思さん
「ここは土地の形状的に高いところから低くなっているので、そういう意味では水がたまりやすい場所になっている」
各自治体では冠水に対する取り組みが始まっています。千葉県柏市では、水道管の中の水位がどれくらいなのかをリアルタイムで監視できるシステムを構築しています。
柏市上下水道局 今井景思さん
(Q.マンホールの中に黄色箱と黒い箱が)
「水が上がってくると、圧力でその高さが分かる仕組みに」
利根川と接する柏市では、治水対策が進んでいますが、予期せぬ大雨で数メートル単位の冠水が予測される地域はゼロではありません。また、マンホールで近年多いのが『エアーハンマー現象』です。
下水道管の中では、急激な水流の変化により空気圧が上昇します。それによりマンホールのふたが吹き飛んだり、水が噴き出したりするのがエアーハンマー現象です。マンホールのふたは数十キロあるので、人や物に当たったらただでは済みません。
マンホールセンサーは、市の担当者だけでなく住民たちも見ることができるため、避難などを各自が迅速に判断することができます。
柏市上下水道局 小泉雄司さん
「下水道の能力は1時間に50ミリと言われている。最近の雨は1時間100ミリ、150ミリが毎年降るような状況。すごい雨が来たら避難準備の1つのツールとして役立てていきたい」
27日も北海道では雷雨に警戒が、関東の山沿いでも注意が必要になりそうです。
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
急な雷雨相次ぐ…全国22地点で6月史上“最大の雨”急がれる『冠水対策』【報道ステーション】(2025年6月26日)
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