インド西部で墜落した旅客機は医科大学の寮に突っ込み炎上し、地元メディアによると、これまでに合わせて265人の死亡が確認されています。こうしたなか、乗客1人が生存していることが分かりました。
目撃者
「全て遺体でした。焼かれていました。誰かの脚がない頭がない…燃えてしまっていました」
今回の事故では、旅客機は離陸後30秒ほどで住宅地に墜落しました。乗客乗員だけではなく、地上でも犠牲者が出ています。墜落地点にあった医学生の寮にある食堂では事故当時、100人ほどの学生たちが食事をしていました。インドメディアによると、これまでに265人の死亡が確認されたといいますが、正確な犠牲者の数、身元の判別には至っていません。
男性
(Q.家族は今どんな雰囲気ですか)
「今の雰囲気は深刻です。まだ詳しく話せません。遺体が多いため、DNA検査で身元確認をするそうです」
息子夫妻を亡くした人
「私の息子と彼の妻。イギリスで妊娠しましたが、流産してしまいました。そのために向こうの治療をするより、こっちの治療をするためにきました。10日間の休みを取って昨日DNAを提出しました」
こうしたなか、旅客機の乗客1人が生存していたことが分かりました。イギリス国籍のビィシュワシュ・クマール・ラメシュさん(40)です。
生存者 ビィシュワシュ・クマール・ラメシュさん
「離陸後すぐに空中で5~10秒ほど静止したように感じた。私が異常を感じたのは、機内の緑や白の照明がついて、エンジンの推進力が上がったように感じて、猛スピードで突っ込みました」
乗客乗員242名が乗っていたエア・インディア171便ですが、ラメシュさんが座っていたのは主翼の少し前の窓側、11Aの席でした。目の前に非常口がありますが、飛行中は開けられないため自力で脱出した訳ではありません。今回、離陸した機体は約200メートルほどしか上昇せず、機首を上げたまま落下し建物に激突しました。この時にラメシュさんが座っていた辺りだけ建物に衝突もせず、爆発炎上からも免れていたと思われます。
生存者 ビィシュワシュ・クマール・ラメシュさん
「私の席側は地面についていました。機体の外側にスペースがあるのが見えたので、壊れたドアのわずかな隙間から脱出しました。反対側は建物の壁だったので誰も逃げられなかったのでしょう。墜落して自分が着地した場所には隙間があって…自分も死ぬのかと思いましたが目を開けるとまだ生きていて、座席ベルトを外して脱出しようとしました。目の前でキャビンアテンダントと乗客が亡くなっていました」
(Q.歩いて外へ)
「そうです。火災が発生して左手をやけどしました。その後、救急車で病院へ運ばれました」
医師の話によると、数日で退院できるといいます。
現場からは2つあるブラックボックスの内、1つが回収されました。
ボーイング会長兼CEO
「被害に遭われた全ての皆様に心からお悔やみを申し上げます。皆様を全面的に支援していくとともに、ボーイングのチームはインド航空機事故調査局による調査にいつでも協力できるようにします」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2025
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
「目を開けるとまだ生きていた」“11Aの奇跡”なぜ助かった?インド旅客機墜落1人生存【報道ステーション】(2025年6月13日)
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