9日午前11時20分ごろ、沖縄県の読谷村にある不発弾保管庫で爆発が起き、陸上自衛隊の隊員4人が負傷しました。
爆発は、アメリカ軍の嘉手納基地に隣接する国道58号から約400メートルのところで起きました。自衛隊員が、不発弾の種類を調べるため、錆を落とす作業の最中の出来事でした。
不発弾は、危険性の度合いで、処理の仕方が分かれます。
爆発の危険性が高い場合には、現地で信管を壊したり抜き取るなどの処理をしたうえで保管庫へ。危険性が低い場合には、そのままの状態で回収されます。
つまり、危険性が低いと判断され、保管されていたことになります。
読谷村 石嶺傳實村長
「あってはならないことでですね、びっくりもしましたし。まさに戦後80年で、基地があるが故の事件事故があり、非常に憤りを感じている」
終戦から80年経っても、残り続ける不発弾。
問題が深刻化したのは、51年前、本土復帰からわずか2年のことでした。
下水道管工事の重機が接触し、不発弾が爆発。4人が死亡し、34人が重軽傷を負う事態となりました。
この事故をきっかけに、県内では、地中に潜む不発弾の探索が強化されました。
不発弾は、いまも年に500件ほど見つかっていて、すべての処理を終えるまで、100年かかるともいわれています。
糸満市では2009年、水道管工事の現場で不発弾が爆発する事故が起きました。
住民にとっては、ごく身近な話です。
糸満市民
「実際に事故も聞いているし、けがをした人もみているし。そういったのが、いまも続いているのは、怖いです。字糸満の方では、海人が多いんですよ。火薬で信管を取るのを失敗して、けがをしたというのも。手がないのは、失敗してやったんだよと聞いたことがあります」
糸満市民
「激戦地だから、手りゅう弾もたまに出てくる、畑に。何年前かな、あっちの山のところに1トン爆弾が出て。わからないだけで、いくらあるかわからない」
今回の爆発で、自衛隊員4人は、やけどなどのけがをしました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
保管庫で自衛隊が作業中に…沖縄で不発弾爆発 戦後80年 いまも年に500件発見【報道ステーション】(2025年6月9日)
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