空の安全に欠かせない、羽田空港にある「機体整備工場」。普段は関係者しか入れない場所を無料で見学できるツアーが人気を集めています。
■ツアーは完全予約制 希望日30日前から
ツアーの始まりは、滑走路が目の前に広がる東京モノレール・新整備場駅。そこから徒歩15分ほどの場所にあるANAコンポーネントメンテナンスビルの中に入ると、まるで空港のようなたたずまいです。参加者はここで入館パスをもらいます。
飛行機が間近で見られると話題のツアーは完全予約制。見学希望日の30日前から予約が開始されますが、すぐに枠が埋まるといいます。
ツアー参加者
「(ネットのページで)待ち構えました。(人気だと)事前に分かっていたので、待ち構えてすぐ取りました」
ツアー参加者
「なかなか予約が取れないので、本当に運が良かったです」
外国人観光客も多く、昨年度は前年度比で倍増しています。
ANAビジネスソリューション 濱田歩さん
「インバウンドのお客様が増えているということもそうですが、(海外の方も)近くで飛行機を見る機会がないということが、人気の一つでもあると思います」
■関係者以外立ち入り禁止の場所も見学
羽田空港の中にある格納庫では、飛行機の点検や整備、修復作業が行われています。普段は関係者以外立ち入り禁止の場所に入れることが魅力の一つです。
ANAの格納庫は、全体でおよそ4万平方メートル、東京ドームと同じくらいの大きさです。
格納庫の目の前は滑走路。離着陸の瞬間の音や振動まで感じられる大迫力の体験です。
濱田さん
「赤いラインが1つあります。エンジンが回っている時、あれより前に出ていると人が取り込まれてしまう。それぐらい高速で回るので、ハザードエリアがあって『人ダメ』というマークがあります」
参加者の中に、何やらノートに書きとめている男の子の姿がありました。
男の子
「自由研究」
母親
「自由研究。夏休みは恐らく混んでこのツアーは取れないと思うので、今のうちに下準備のためにメモを取ったりしていました」
男の子
「ちゃんとした整備があるから、みんなが安心して飛行機に乗って目的地に行けるんだと思いました」
参加費は半世紀以上前から「無料」。なぜ無料でツアーを続けているのでしょうか?
濱田さん
「整備士が近くで本当の飛行機で整備をしている姿を見たり、ご説明することによって、どれだけ安全に強いこだわりをもって飛行機を安全に運行させているかということを実感いただく、大切な機会であると思っています」
(「グッド!モーニング」2025年6月6日放送分より)
【ニュース】羽田空港機体整備工場ツアー予約殺到 立ち入り禁止場所もコースに 滑走路の振動体験#shorts
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