G7広島サミットの首脳宣言の原案が判明し、ウクライナ侵攻を続けるロシアについて、即時撤退を求めるとともに、「ロシアによる核の威嚇は受け入れられない」と明記される方針です。
政府関係者によりますと、首脳宣言では、ロシアを「最も強い言葉で非難する」とし、厳しい制裁を継続することを確認する方針です。
そのうえで、イランによるドローンの提供や中国の動きを念頭に「制裁を回避する試みに対抗する」と明記する方向で調整しています。
また、中国に対しては「責任ある行動を求める」としたうえで、台湾周辺での軍事的威圧を踏まえて「台湾海峡の平和と安定の重要性」を盛り込む方向で調整しています。
また、中国を念頭に輸出制限などで相手国に圧力を掛ける「経済的威圧」に対抗するためG7(主要7カ国)が連携することや、途上国などとも協力を進めることなども明記する方向で調整しています。
さらに、急速に普及する対話型AI(人工知能)「チャットGPT」などの世界初となる国際的なルール作りを始めるとして、「広島AIプロセス」を打ち出す方向です。
岸田総理大臣の肝煎り(きもいり)である核軍縮を巡っては、去年国連本部で宣言した「ヒロシマ・アクション・プラン」にそって核保有国の透明性の向上や核兵器の削減努力を継続していくことなどを盛り込みたい考えです。
こうした首脳宣言とは別にウクライナ支援や核軍縮、経済安全保障、食料、エネルギー問題もそれぞれ文書を取りまとめ、成果文書は合わせて6つとなる予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
G7首脳宣言“制裁逃れ”に対抗 「台湾海峡の安定」など明記へ(2023年5月17日)
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