アメリカの今をリアルに、ディープに描くシリーズ「リアル・アメリカ」。
今回のテーマは、学校でのマスクの義務化をめぐる分断と対立です。
ワクチン接種が日本より先行しているアメリカは、いち早く社会生活の正常化に進んでいるように見えますが、実はその裏ではデルタ株の拡大と、新型コロナの死者数の拡大が続いてきました。
特に、戦いの最前線になっているのが学校です。
コロナの封じ込めと経済の回復を両立させるには、親たちが働きに出たり、リモート勤務の生産性を上げていく必要があります。ロックダウンで家に子供たちがいれば、親は働きに出られません。そのためバイデン政権は学校での感染対策を徹底して、対面授業を何とか継続させようと躍起になっています。
その切り札になるのがマスクの義務化です。
今回、アメリカの小学校にお邪魔させてもらい、感染対策の現場を取材してきました。
マスク着用の義務化で感染防止と対面授業の維持がはかれる一方で、義務化には根強い反対論もあります。
共和党が伝統的に強いテネシー州で開かれた公聴会では、保護者らからマスク義務化に反対する意見が噴出しました。
この公聴会の後、教育委員会は学校でのマスクの義務化を決めましたが、共和党の州知事はマスク義務化を無効にする命令を発令して、阻止しようとしました。それに対して州の裁判所が待ったをかけて、対立が続いています。
マスク義務化をめぐる分断と対立から見えてくる「もうひとつのアメリカの顔」を、布施哲ワシントン支局長が取材・解説します。
※動画内でテネシー州を「中西部」と言っていますが「南部」でした。お詫びして訂正します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
マスク義務化をめぐる分断と対立 #リアルアメリカ(2021年10月6日)
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